台本の内容についてわかにゃんは、「VAZ側が私を陥れるためにでっち上げた事実無根の話です」と、主張する。
「そもそもAと私は一度も恋人関係になったことはありません。それなのにVAZの社員は、“物申す系”YouTuberとして知られるBのチャンネルで、うその情報を語らせるために台本を用意しました。動画制作のために作ったLINEグループには、VAZの社員やAだけでなく、VAZの最高執行責任者とヒカルさんも参加していました」(わかにゃん)
そのLINEグループで、ヒカルは「Bはどう?」「Bのチャンネルで話すのが1番よな?」と発言している。
こうしたやりとりを見る限りでは、ヒカルも動画制作にかかわっていたことがうかがえる。
だがヒカルは、4月9日に自身のYouTubeチャンネルで「ふざけんな!!週刊新潮に嘘の記事を書かれて怒っています」というタイトルの動画を投稿。記事について「臆測で書いた」「週刊新潮(発言ママ)のバカども」と非難し、自身の関与を否定している。
「ヒカルさんは、全面否定すると話していましたが、私を陥れる計画があったことは事実ですし、ヒカルさんがLINEグループに参加していたことも事実です。なぜ記事のすべてが捏造(ねつぞう)であるとうそをつくのか理解できません」(わかにゃん)
一方でわかにゃんは、ヒカルの反論に同意できる部分もあると話す。
「デイリー新潮が書いた未払い分の立て替えについては、本人から直接、『ツイートしてほしい』と頼まれたことはありません。実際はヒカルさんとの共通の知人からお願いされました。ヒカルさんがLINEグループに参加した理由はわかりませんが、確かなのは、でっち上げ動画を制作しようとした主犯格はVAZだということです。しかもその主要メンバーには最高執行役員も含まれている。本当に事務所としてありえないと思います」(同)
2月2日、でっち上げ動画を収録するため、都内のカラオケボックスにAとBらが集められた。Aの発言の真偽を確かめるため、Bはわかにゃんに連絡し、わかにゃんは急いでカラオケボックスに向かったという。そこで新たな衝撃の事実を知ることになる。