寒い時期はなるべく体を冷やさないようにしたいものですよね。体調管理のためには食事が大事なポイントとなりますが、冬野菜には体を温めてくれる効果があると期待されています。
そんな冬野菜はもちろん、様々な食事と相性がよいのがマヨネーズです。通年にわたりマヨネーズは便利アイテムとして重宝されますし、意外と身近なところに「マヨラー」と呼ばれる「マヨネーズ好き」も多いですよね。
そんなマヨネーズですが、日本産の製品は海外の人たちからも愛されるおいしさだと評判です。なぜ、日本のマヨネーズはおいしいといわれているのでしょうか?

野菜はもちろん様々な食事に使えるマヨネーズ
野菜はもちろん様々な食事に使えるマヨネーズ
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海外でも人気!日本のマヨネーズ

ある日本産のマヨネーズは、アメリカのマヨネーズ売上部門で1位を記録したことがあるくらい、海外でも大人気なのです。もちろん、海外でもマヨネーズは販売していますが、なぜ日本産のマヨネーズが人気なのでしょうか?
海外のマヨネーズは一般的に「酸っぱい」といわれているうえにクセが強いため、日本のマヨネーズのように様々な使い方ができないそう。でも、日本のマヨネーズはディップとして使うこともできれば、炒め物にも使えるなど、とても万能ですよね。このように、アレンジ法が多いからこそ、日本のマヨネーズは海外でも支持されているのです。

おいしさの秘密は、卵にあり?

海外のマヨネーズの特徴は酸味が強いこと。その理由は、卵の使い方による違いといわれています。海外製品の多くは、全卵を使用するのが一般的とされています。対して日本のマヨネーズは、黄卵のみを使用します。
実は、黄卵のみを使用することで、クリーミーでまろやかな味わいになるのです。本来、マヨネーズはフランス発祥のものなのですが、日本に伝わってからは日本人の味覚に合うように改良されていった末、現在のマヨネーズ味になったといわれています。

卵黄だけ使用するのがポイント
卵黄だけ使用するのがポイント

日本が誇る自慢のボトル

日本のマヨネーズがおいしいといわれる理由は、卵だけではありません。
日本ならではのボトルにもおいしさの秘密が隠されています。海外のマヨネーズのほとんどがガラス瓶に入れられていまるのですが、マヨネーズは空気に触れると油の酸化が進んでしまうので、開封後早く食べなければならない特徴があります。
ところが、みなさんもよくご存じのチューブ型の日本のボトルは、酸化を抑えることができるスグレモノ。このチューブの素材はプラスチックとポリエチレンで加工されたチューブなのですが、実はこの素材に意味があるのです。
プラスチックとポリエチレンのふたつの素材が組み合わさっていることにより、酸素の透過を抑える効果があるのだとか。空気に触れると酸化して味が落ちやすいマヨネーズですが、日本の技術によっておいしさが長く保たれているのですね。
── 日本だけでなく海外の人々からも愛される日本産のマヨネーズの人気の秘密は、モノづくりにこだわる日本メーカーの努力にあればこそ! マヨネーズ・トリビアを知ると、なんだかマヨネーズを使った料理が無性に食べたくなりますよね!

見慣れたボトルにおいしさの秘密が……
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