漫才日本一決定トーナメント「M-1グランプリ2022」の決勝戦が18日に行われ、お笑いコンビのウエストランドが、第18代目王者に輝いた。
【写真】地上波で見ないのに「年収2億円」のお笑いコンビはこちら
ウエストランドは「あるなしクイズ」の毒舌漫才が爆笑の渦に巻き込んだ。ボケの井口浩之は大会後に自身のYouTube動画を更新。「まぁ、びっくりですね。色々なところで話させて頂きましたけど、もちろん『売れたい』とか『絶対に売れてやる』という気持ちはありましたけど、M-1の王者になるっていうのは、なかなか自分の中でも想像できないようなパターンの方向な気がするので。まさかこんな形になるとはというところでございます」と驚きを口にした。そして、「とはいえ、順番の妙であったり、ギリギリのところでの審査で変わったりするし、あの日じゃない別の日にやっていれば全然違う結果になっていたと思うので、いろんな要素が味方してくれて優勝につながったんじゃないかというふうに思っております」と謙虚に振り返った。
スポーツ紙の芸能担当記者は、「ウエストランドはファーストステージで最後の10番目に登場して会場の空気をつかみ、最終決戦では1番目と2本続けて漫才したことで勢いに乗った感じがします。人を傷つけない笑いが主流になっている中、毒舌漫才に賛否両論の声がありますが、審査員が勇気ある芸風を評価した部分もあったと思います」と振り返る。