●相手への「認め方」を間違うと、離婚の危機にまっしぐら!?
そもそも“気が合わない”ということはどういうことか?あなたはわかりますか?これは、磁石のプラス・マイナスの関係をイメージすればよく理解できると思います。
人間の気質には、そのひとつひとつに「プラス(陽)」と「マイナス(陰)」の要素を持つものがあります。
磁石で、同じ「NとN」極、「SとS」極を近づけるとどうなるでしょう。そう、反発してしまいますよね。人間の気質もこれに非常に似ています。
気が合わないと感じる状態というのは、相手のプラス(陽)の気質に、あなたのプラス(陽)の気質をぶつかっている状態です。
これでは、少なからず反発が生じます。人であれば言い争ったりもしますよね。
気を合わせるために必要な考え方は、陽には陰をぶつけることです。プラス(陽)にマイナス(陰)をうまく融合させるのです。すると、磁石がくっつくように、人間関係もピッタリと収まるところに収まります。
あなた自身も、いま相手が熱く何かを語っていたら、それに対して「でも私はこう思う」などと反論してはいけません。
陰の性質を持って「うん、なるほど。確かに素晴らしい」と、まずは受け入れることが大切なのです。
中野 博(Hiroshi Nakano)
信和義塾大學校創設者兼塾長、経営コンサルタント
早稲田大学商学部卒業。 ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院ブランディング実践講座エグゼグティブコースを修める。ハーバードビジネススクールでは経営学を学ぶ(いずれも短期集中型の経営者クラス)。1992年、地球サミットに国連認定ジャーナリストとして参加したことを契機に環境ジャーナリストとして活動。1997年の地球温暖化防止京都会議を機に、株式会社エコライフ研究所設立。環境ジャーナリストとしての取材・分析力と経営コンサルタントとしての提案力をベースに、800社以上を環境ビジネスに参入させ成果を挙げる。その傍ら、住宅、環境を軸にした本を多数出版(本書が30冊目)。講演依頼も多く、国内外で2000回以上の実績。2005年、教育研修会社の株式会社ゴクーを設立。1万人のサンプリングを体系化した『9code(ナインコード)』をもとに、信和義塾大學校で指導にあたるほか、企業や各種組織で『9code』を利用したコンサルティングや人材活用研修も多い。現在、信和義塾大學校は、世界6ヵ国20都市以上にあり、塾生は700名超。