「母親の影響でアル中になりました。幼児期から数あるライブビデオをよく母親に見せてもらっていましたが、1986年8月3日に行われたTOKYO BAY AREAのビデオで、“ここにお母さんいるんだよ〜最後の曲(ロックダム)は初めて聞いたのに大合唱したんだよー!”と他のライブのビデオでも思い出話をしてくれましたが、ロックダムはなんだかとても印象的で、今でもライブで聴けると嬉しくて感動してしまいます。また生ロックダム聴きたいよ〜」(30代・女性)

 歌詞にあるメッセージは錆びることなく、いまの10代の心も揺さぶる。

「私は今学生で、毎日さまざまな悩みや問題を抱えて過ごしています。歌詞の中にある“1969”年の学生とは異なった環境ではあるものの、若者の葛藤が伝わってくる熱い歌唱、歌詞が自分にも当てはまるようでとても感動します!」(~10代・女性)

第9位 星空のディスタンス

「ROCKDOM -風に吹かれて-」と、同票でランクインしたのが「星空のディスタンス」。

 THE ALFEEは昨年末の「第75回紅白歌合戦」に41年ぶり2回目の出場を果たし、「星空のディスタンス」を披露している。この紅白出場によって、新たなファンを獲得したようだ。「星空のディスタンス」には、復帰組や新たなファンからのコメントも。

「『星空のディスタンス』は学生時代の青春の思い出の一曲です。力をもらった理由は、その当時好きだった先輩を思っては胸がときめき先輩に釣り合う人間に少しでもなれるように苦手な事にも挑戦する気持ちを貰えた事です。THE ALFEEを好きになったきっかけは歌番組で初めて『メリーアン』を聴いたんですがそれが忘れられない一曲になりました。

 長い年月を経て、昨年の紅白歌合戦でお元気な3人の歌を聴いてまた好きになりました。復活組です。ファンクラブに入会し、春ツアーと夏のイベントに応募しましたが全滅でした。秋と冬のツアーこそチケット当選を果たしたいです」(50代・女性)

「昨年末、体調不良で寝込んでいた中、久々に紅白を観ました。そこで久しぶりに観たアルフィーの『星空のディスタンス』が素晴らしすぎて、一気に沼落ち。そこから動画を観まくり曲を聴きまくり、どん底から生還しました! ありがとうございます」(40代・女性)

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