第7位 レモネードの夏
「レモネードの夏」がB面ながら第7位に! 「渚のバルコニー」のB面で、“20歳の松田聖子の夏”が詰まった82年リリースの名アルバム「Pineapple」にも収録されている。
数ある名曲の中から7位に食い込むだけあって、45周年たったいまでもコンサートツアーでは歌われている。
「夏の失恋ソングと言っても良いと思います。キラキラした夏の日差しとコテージ、貸自転車のある情景が目に浮かぶようです。ちょっぴり強がりな主人公が、もう恋などしない! なんて言ってみたり……。45周年コンサートツアーの7月の日本武道館公演で聖子ちゃんが歌ってくれて、胸キュンでした」(60代・女性)
さわやかで耳に残り、夏の思い出とともに記憶に残る。
「発売当時よく聞いて、フレーズが今でも耳に残っています」(50代・男性)
「『冷、えたレモネード、薄、いスライスを噛めば切なさが』、小学生の頃、夏休みにカセットテープで繰り返し聴いていました。大人になるにつれ、こんな夏の恋をするのだな……って想いを馳せながら。いまでも大好きな恋の夏うたなのです」(50代・女性)
「小学生だった夏、レモネードという飲み物を初めて知りました!とてもおしゃれで、田舎で育った私は、聖子ちゃんの『レモネードの夏』を聞くと、今でもおしゃれな避暑地の夏を思い浮かべます!!」(50代・女性)
「聖子ちゃんを聴いて、大人になっていく自分の恋愛のヒントみたいなものを貰っていましたし、聖子ちゃんになりきって歌っていました。この、レモネードの夏は、『あとあなたに会えれば』の、“え”の言葉がハスキーになるところが凄く好きで、真似していたのを覚えています! この曲は、せつない歌詞なのに、夏らしい明るいテンポで後半にキュンとしてしまう。当時の私には、お腹一杯で、忘れられない素敵な大好きな夏の曲です」(50代・女性)
第6位 渚のバルコニー
第7位にランクインした「レモネードの夏」のA面である「渚のバルコニー」が第6位に。この曲が流れれば一気に“あのときの夏”に戻れる名曲で、甘酸っぱい胸キュンなコメントが多く集まった。
「まだ携帯電話がない時代、デートの待ち合わせで待ちぼうけ。結局相手は日にちを勘違いし、気を落として帰宅中にレコード店の前を通ったら、この曲が流れていて。甘酸っぱい思い出の曲です。この曲を聴くと当時のことを思い出します」(60代・女性)
「最近は『青い珊瑚礁』が若い子に人気みたいですが、私は渚のバルコニーが1番思い出深いです。当時、私は中学生。聖子ちゃんはとても人気があり、雑誌『明星』の付録の歌の本を見ながら歌を歌ってました」(50代・女性)
「水着を持っていないのに、夕方から思いつきで海へ……。朝まで彼と将来について語り合った夏! 当時はスマホなどなく、親には心配を掛けてしまいましたが、その時の彼が今の旦那様です」(50代・女性)
「リリースされた82年、私は夏に20歳になる大学2年生でした。『渚のバルコニー』は当時、好きだったサークルの女性が一度カラオケで歌ったことがあり……。今でもこの曲を聞くと当時のことを思い出します。82年の7月にサークルの皆と行ったのは海ではなく、信州の野尻湖畔だったのですが……」(60代・男性)
まだまだ、夏の名曲がある松田聖子。TOP5はいったいどの5曲が並び、夏歌ナンバーワンに輝くのは?
(AERA編集部)