写真・図版(1枚目)| 〈真夏のジュリー・沢田研二プレーバック〉沢田研二はよく飲みよく食べ…瞳みのるのライブは「かけがえのない仲間」とリハから打ち上げまで 森本タローも参加

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撮影・イシバシトシハル

ジュリーこと沢田研二は、現在、全国を回るライブツアー「沢田研二LIVE 2025『霜柱と蝋梅の森』」真っただ中だ。6月25日に喜寿、77歳の誕生日を迎え、8月3日には佐賀、そのあとは大阪、京都、福島、埼玉と真夏の全国各地を駆け巡る。進化し続けるジュリーにまつわる過去の人気記事を振り返る(「AERADIGITAL」に2024年3月27日に掲載されたものの再配信です。本文中の年齢、肩書等は当時のもの)。

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3月13日、東京・六本木のEXシアター六本木でライブツアー「瞳みのる&二十二世紀バンド LIVE2023-2024」の千秋楽公演を開催した瞳みのるさん。ゲストにザ・タイガース時代以来の盟友、沢田研二さんと森本タローさんを招いたバックバンド・二十二世紀バンドの結成10周年記念イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。瞳さんに、ともに音楽活動を続ける仲間や今後について聞いた。

撮影・イシバシトシハル
撮影・イシバシトシハル

――「二十二世紀バンド」は沢田研二さんの紹介で結成されたそうですね。

瞳みのるさん(以下、瞳):そうですね。沢田がメンバーを集めて、その過程でタローが中心となるJeffを推薦してくれたというのが正確です。その後、メンバーの変遷はあったけど、JeffとNELOはずっと一緒。他のメンバーたちもみんな長くなってきました。僕がでしゃばらなくても、希望を伝えれば意をくんでより良いものにしてくれます。彼らとはケンカひとつしたことがない。かけがえのない仲間だと思っています。

――「瞳みのる&二十二世紀バンド」は和気あいあいとしたステージが魅力。親子ほど年の離れたメンバーとうまくやっていく秘訣は?

瞳:なにか命令したり、強要したり、パワハラみたいな関係が生まれないよう意識しています。彼らはどう感じているかわからないけど(笑)。仲間としてやるからには同じ目線でやるべきだと思っているんです。教員時代も、生徒に対して「先生はね」と言うのがすごく嫌だった。長幼や教える側、教えられる側という関係はあるにしても、逆にこちらが教わることも多いわけだし、意識としては対等でなければと思っています。

撮影・イシバシトシハル
撮影・イシバシトシハル
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