
ネットたたきにあったメーガンさんのひとこと
へンリー王子(40)は6月28日、ニューヨークで開かれた「2025年ネクサス・グローバル・サミット」に単身でサプライズ登場した。投資家や慈善家など約350人が集まって、「地球規模の課題に協力して取り組み、より良い未来を創る」との理想を追求するイベントだった。この時、ヘンリー王子は司会者のインタビューに答えたが、内容はメーガンさん(43)の話題に終始した。たとえば、メーガンさんは19年に世界で最も「ネットたたきに遭った人物だった」と話し、それが2人で「アーチウェル財団」を設立してデジタルの世界に関わるきっかけになったと強調した。
【写真】ニューヨークで熱狂的な大歓迎を受けた頃のヘンリー王子
メーガンさんは当時、心配するヘンリー王子に対し、「真実を信条として生きていくのが、最も効率的な生き方よ」と落ち着いて答えたそうだ。王子はすっかり感心したと話し、「メーガンがこう言ってくれたので、私は自分たちの信じるもののために生きています」と続けた。この“メーガンさんの言葉を信じて従う”という宣言に、会場からの拍手はまばらで、「王子はメーガンを称賛するためにここに来たのか」と揶揄されただけだった。

かつては熱狂的に迎えられたが…
それにしても、ヘンリー王子がニューヨークに来ているのに注目度が低い。以前であれば、王子がニューヨークに姿を現すと、彼が笑顔で手を振る写真が新聞を飾り、テレビニュースでは女性たちが「ハリー!」と熱狂的に叫ぶ様子が映し出されたものだった。しかし、今回は自宅のあるカリフォルニアからいつ来たのか、プライベートジェットだったのか、ホテルはどこかなどの情報は出ていないようだ。そのため、本当にカリフォルニアからわざわざやって来たのか、とサプライズ登場そのものを疑うような声さえ上がった。ヘンリー王子の存在感がひときわ小さくなったと言わざるを得ないニューヨーク滞在となってしまった。