写真・図版(3枚目)| クレジットカードの不正利用、約半数が「経験」 カード停止で「電気を止められそうに」 身近な危険性に自衛策も【AERAアンケート結果発表】

 被害があった方の約7割が「補償された」とのことでしたが、不正利用に気づいた後に支払いを止め、カードを使用停止、再発行する手続きなどに苦労した方も少なくないようです。

「使われた時に自分が海外にいたことで補償されたが(日本で使われたので)海外と日本のカード会社でやり取りが少し面倒だった」(50代、女性)

「契約中の全てのカードを過去6ヶ月分チェックして、不正利用がなかったかを確認。また、サブスクサービスなどの支払いを停めたりするのに労力を使った」(40代、男性)

「机の引き出しに入れっぱなしで使っていないカードの不正利用で、カード会社からの漏洩ではないかと思っているが、カード会社の連絡先すら分かりにくく、全てメールでのやり取りで、本当に疲れた。カード会社の対応も悪く、即刻そのカードの利用はやめた」(60代、女性)

「カードの切り替え手続き。光熱費をカード払いにしていて危うく、電気を止められそうになったこと」(50代、男性)
 

被害にあわないための自衛策

 では、被害にあわないための日常的な対策として、みなさんはどんなことをしているのでしょうか。

 回答者の62.2%が挙げたのが「不審メールは開かない」。そして「不審なサイトにアクセスしない」(57.5%)、「利用明細の記録(紙やアプリなど)を定期的に確認する」(51.3%)などでした。
 

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