
-「地域×食農×ビジネス」「若者と女性活躍推進」等をテーマにした地域共創拠点-
- やさいバス食堂株式会社
やさいバス食堂株式会社(本社:静岡県掛川市、代表取締役:加藤 百合子)は、「誰もが、おいしい食を、あたり前に手に入れられる」社会を目指し、” 地域の社員食堂 ”” 地域のアンテナショップ ”として、地域の多様なプレイヤーが集まり、持続可能な「食」と「ビジネス」を生み出す拠点を2025年6月、掛川駅北口前にオープンします。本食堂は、「飲食店の枠を超えたコワーキングスペース・地域の起業家やスタートアップ企業を支援するインキュベーション拠点・地域の未来を創るイノベーション拠点」という3つの機能を実装した地域共創拠点です。
*「社」=地域社会/「員」=地域の" 住む・働く・通う・訪れる "人々
【やさいバス食堂とは】
持続可能な地域経済を支えるための新しいスタイルの食堂で、特徴は以下のとおりです。
ビジョン 無理なく・楽しく・おいしく明日へ歩み出す
コンセプト 健康的でリーズナブルな食を提供し、いいコトが起こりそうな集まりたくなる場を創る
テーマ 地域に埋もれる人財を起用し、多様なキャリアを描きながら地域の未来を創る
地域食材を活かしたヘルシーなメニューと物販
食堂では、地域食材を生かした健康的でおいしい食事の提供と、地域の様々な食品を販売する。
地域の仲間が見つかるコワーキングスペース & ビジネス支援拠点
併設されたビジネススペースでは、地域の多様なプレイヤーが集い、新たなアイデアやコラボレーションを生みだす場を提供する。
地域と連携したイベントを開催
地域の多様なプレイヤーが登壇するセミナーや、ネットワーキングも兼ねたクラブ活動やイベント、創業支援等、地域を活性化する様々な取り組みをおこなう。
地域に埋もれる人財の活躍を応援する新しい共創拠点
スキルアセットや想いを生かす機会と場を得られない女性や若手人財を掘り起こし、自立自走を可能にするキャリアデザインや、ライフステージの変化に寄り添うキャリアプラン形成など多様な働き方を実現できる機会を提供する。
【なぜ「やさいバス食堂」をオープンするのか】
食農産業と地域の課題を解消解決
日本では少子高齢化が進行し、特に地方においては食農産業の担い手不足が深刻な問題となっています。そこには、消費者の食への関心低下や仕事としての魅力が感じられない他、地域の食文化の持続可能性までもが危ぶまれています。
やさいバス食堂は、地域農家と消費者だけでなく、地域の多様なプレイヤーをつなぎ、食とビジネスを通じた新たな可能性を生み出すことで、食農産業と地域経済の活性、そして地方創生に貢献します。
若者や女性など地域人財が地域で活躍できる機会と場を創出することで地域経済と地域社会に貢献
女性のキャリア形成は、結婚・出産・育児や、女性特有の健康課題などにより、まだまだ困難なシーンが数多くあります。
例えば地方では、「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」や「ジェンダーギャップ(仕事上の男女格差)」など保守的な企業体質も未だ多く存在し、スキルアセットを持ちながらも、活躍の機会や場を得られない価値ある女性人財が地域には埋もれています。
また若者の域外流出は、高齢化と少子化の加速、労働力不足による経済衰退、消費市場の縮小、地域コミュニティの機能低下など地域経済の負のスパイラルや地域社会へのネガティブな影響を及ぼしてしまいます。
やさいバス食堂は、女性のライフステージに寄り添うキャリアデザインによるウェルネス&ウェルビーイングの観点でのキャリアプランをも踏まえた「働き方も含めた多様性(ダイバーシティ)ある女性活躍」を推進。加えて、次代の担い手であり継ぎ手である若者を地域共創リーダーとして輩出していきます。
ひとりひとりが「なりたい自分」を見つけ出し目指せることでエンパワーメントとパフォーマンスが向上し、女性の自発的社会進出や若手のリーダーシップ発揮など、地域社会の発展にも貢献します。
【プロデュースチーム紹介】
代表取締役 加藤百合子
東京大学農学部卒。英国Cranfield University, Precision Farmingの分野で修士号を取得。
NASAのプロジェクトに参画し、翌年帰国。半導体や産業用機械の研究開発をしていたが、農業の魅力に惹かれ2009年にエムスクエア・ラボを設立。2017年、持続可能な新たな流通システム「やさいバス」事業を立ち上げ、現在、全国的に展開している。
閣府総合科学技術や知財戦略に関わる委員会の委員、良品計画の社外取締役、スズキ財団の理事等、官民において役職を務める。
専門分野は、地域事業開発、農業ロボット、数値解析。
CSO/プロデューサー 清水誉雄
業界やジャンルを問わず、戦略設計/プロジェクトデザイン/営業推進を軸に活動。
また、アカウントエグゼクティブやプレイングマネージャーとしても、複数の国内上位企業への新規開拓や深耕営業による設計提案並びに案件獲得において実績多数。
『食農・エネルギー・環境・観光領域において、地域資源を生かした地域事業戦略の設計推進で事業収益と実業を地域に創出し、地域の産業・生活・社会課題を解消解決する」を目指し、沖縄や静岡を主に複数エリアでプロジェクトを組成中。
2022.11『合同会社パラード』創業
2023.11『畜産酪農・エネルギー・環境 コンソーシアム』発足
2024. 6 『MUFG ICJ ESGアクセラレーター』大賞受賞
2025. 6 沖縄にて新会社設立(準備中)
クリエイティブディレクター 物江 徹
東京農業大学卒業後、一貫して食の分野に携わる。
米国サンフランシスコ発クラフトチョコレートメーカーの日本進出時にオープニングメンバーとして参画。ブランドの成長と市場拡大に貢献。店舗開発から運営、コラボレーション商品開発、法人営業、イベント企画運営、コミュニティマネジメントなど、多岐にわたる業務を担当。
「もっと楽しく、もっと美味しく。」を理念に、クラフトの持つ可能性を最大限に引き出し、新たな市場機会を創出。強味である業界の枠を超えたネットワーク構築で全国のクラフトマンとの協業を通じ、個性とストーリーある商品開発を数多く手がけ、持続可能なコミュニティの発展と、企業やブランドの価値向上に寄与し続けている。
【人財募集中】
インキュベーション食堂でイノベーションを起こす仲間を募集
地域食材を活かしたメニューや商品の開発で地域に食農で貢献。
地域食農の持続性や活性化を実現する『フードクリエイター』。
https://www.wantedly.com/projects/1988998
〇 やさいバス食堂株式会社
代表者 :加藤百合子
所在地 :静岡県掛川市
設立 :2024年10月
事業内容:飲食業、コワーキングスペース運営、起業支援・インキュベーション事業