
――渡部さんはYouTubeに続いての出演ですが、どういう心境でしたか?
渡部:正直、不安でしたよ。「2回目でも大丈夫ですか?」って。でも、余計な不安でした。ちゃんときっちり仕留めていただきました。
――佐久間さんとしては、なぜ渡部さんを再び起用したんですか?
佐久間:渡部さんも西野くんもバラエティー的な「泥」に入らない、できた人たちだったので、こういうのに巻き込んだら面白いと思ったんですよね。
渡部:僕も西野もこういうことから逃げて生きてきたタイプなんで。
西野:そう、逃げて逃げて。でも、ここだけは逃げ切れないんですよ。
佐久間:東野さんが収録中にそのことに気付いたんですよ。「もうバラエティーいけるやん」って。僕の中の裏テーマに気付いてくれたのが嬉しかったです。
――西野さんは最初は罵倒する側の村人として出演していましたが、途中から罵倒される側に加わる形になりました。
西野:僕はもうイジられることに関しては「掘り尽くされた」っていう気持ちだったんで、今回はイジられる側じゃないなと思ってたんです。でも、フタを開けてみたら全然そんなことはなかった。始まったら逃げられないんで、もうしょうがないな、と。
『えんとつ町のプペル』とか、僕は真面目に作ってるんですけど、ここではそれが「フリ(前振り)」になっちゃう。普段の活動が全部ネタにされてしまうので、こんなはずじゃなかった、と思いながらやってました。
佐久間:たしかに僕たちの会議でもよくスタッフが言ってました。「西野、そろそろ貯金たまってるな」って。
西野:やめてくれよ! 僕の口座から勝手に引き出さないで。
佐久間:最近は西野へのヘイトもあんまりなかった代わりに、クリエーターとしてのフリが十分にできていた。最初はプペルの貯金があったけど、今回はクリエーターの貯金があったので、そっちの口座を使わせてもらいました。
西野:勝手に下ろさないでもらえます? なんで佐久間さんが僕の暗証番号を知ってるんですか?