#15 芸術の秋!津軽の音色に酔いしれる♪
なんと、津軽三味線は沖縄の三線がルーツだった?お茶目な先生と三味線演奏体験。
気象予報士・中島俊夫が、旅先の気象や防災に焦点をあてつつ“雨にぬれずに”旅をしています。天気が安定しないために長距離の移動が出来なかった一行が立ち寄ったのは、「津軽藩ねぷた村」。ここで出会ったのは、芸術の秋にふさわしい津軽三味線の音色でした。先生方に教えてもらい、特別に三味線演奏の体験をさせてもらった中島と安野。腕前はいかに?
津軽藩ねぷた村)
― みなさん、この音色にお聞き憶えはありますでしょうか?そう、津軽三味線です。
佐々木氏「いいですか~?始める?」
AD 「段取りが最初にありますので、ちょっとお待ち頂けますか?」
― まもなくFacebook ライブ天気予報!舞台裏はこんな感じ!(※2016年10月9日にライブ配信しました、詳しくはFacebookの動画アーカイブをチェック)
― 今回はたっぷりと演奏をお届けします。「津軽藩ねぷた村」津軽三味線 演奏 小林さん・佐々木さんの演奏です。
演奏後の舞台裏にて)
安野 「湿度によって、音色ってけっこう変わりますか?」
佐々木氏「太鼓と一緒だから、今日はね、どちらかと言うと響きがイマイチ。」
― この日のお天気は変わりやすく不安定でした。
佐々木氏「ホントはもっとパンパンパン、シャンシャンシャンて音がするんだけど・・・。」
― 天気が悪けりゃ、音色も悪いそう。
佐々木さん「それこそ、生ものだから。べっ甲がね、津軽の場合、1枚ずつよく象牙使って、チントンシャンとが。義太夫とかの場合、象牙を使ってますけど、私達はね、こういう厚さの象牙だともたないです。1曲かそこらで折れてしまいます。」
中島 「1曲で!?」
佐々木氏「そうです。これはね、折れないです。なかなか。これはべっ甲で一番いいです。私の柄はこれね、水牛の、白水牛の角を使っています。」
中島 「すごいなぁ。」
佐々木さん「ちなみにこの皮はね。1回破れると修理代3万5千円くらいします。私の場合、1年に3回くらい出ますからね。2回目なると、うちの奥さん口を聞かなくなります。そういう厳しい、変わったことをやっています。」
― おあとがよろしいようで!
― 特別に津軽三味線のご指導を頂きました!
佐々木氏「2上がりと言うチューニングの仕方で、だいたい津軽の曲は7割これで弾けます。じょんがら節、よされ節、あいや節。すべてこれで弾いています。」
中島 「そうなんですね。」
佐々木氏「これ音、1音下げてね、あのファの音にしちゃうと、ファ、ド。これ本調子と言う、チューニングの仕方で。」
中島 「色々そういうのがあるんですね。型と言うか。」
佐々木氏「三味線のルーツは沖縄の三線です。」
中島 「そこから!」
佐々木氏「沖縄の曲はね。これで弾く曲が多い。」
中島 「沖縄っぽい!?w すごいですね。こんな変わるんですね。」
佐々木氏「こういう感じです。」
安野 「(弦を)押さえて・・・」
小林氏「押さえて。」
安野 「むずい。」
小林氏「そのままこれ押せば鳴るようになるんです。」
安野 「ホントだ!」
小林氏「そうです。」
― 皆で音階を演奏しました。
佐々木氏「ファは4。ソは6。ラは8。シはフラット。オッケー!」
安野 「追いつけなかった。」
佐々木氏「覚えるのに最低2日、3日くらいはかかるんだけど。」
中島 「3日かかる?w」
佐々木氏「今、2分か3分で覚えた。」
中島 「フハハハハ!w」
― 芸術の秋を過ごした一行でした。皆様はどのような秋をお過ごしでしょうか?(というよりもう・・・冬ですね)
詳細は動画: https://youtu.be/6C6Uc1c2TW0 をご覧ください!----
気象予報士が“雨にぬれずに”旅をする、旅番組です。「身近なお天気の話や、地元の方との交流、きれいな景色を求めて寄り道など、盛り沢山!とうとうシリーズも折り返し!12月4日まで、【水木金土日】曜日の週5回配信します。ぜひご覧ください!
【制作・著作】一般財団法人 日本気象協会 http://www.tenki.jp
【出演】中島俊夫(気象予報士)、津軽三味線プレイヤーの佐々木さんと小林さん、安野加寿子(日本気象協会)
【主題歌】カネコアヤノ「銀河に乗って」
【衣装協力】HOSU http://www.hosu.jp
次回は、「#16 弘前城の鑑賞どころじゃない!?ネイティブ津軽弁に、みんなタジタジ!」です。11月30日(水)の22時ごろtenki.jpサプリにて更新予定♪