福岡ソフトバンクホークスの開幕戦で始球式をする俳優の上戸彩=2025年03月28日
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 先月、福岡ソフトバンクホークスの始球式を18年ぶりに務めた際の姿が注目を集めた俳優の上戸彩(39)。さらに磨きのかかった美貌に圧倒された人も多いようだ。

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 長く通信会社・ソフトバンクのCMに出演している縁もあり、2005年と07年にも同球団の始球式を務めた彼女。3度目となった今回は、軽やかに前髪を下ろしたシースルーバングと首元に巻いた黒いリボンが印象的なスタイリングで登板し、マウンドで体を大きく震わせて緊張する姿がネット上で「かわいい!」などと話題になっていた。

 約18年にわたりソフトバンクのCMキャラクターを務め、現在も10社近いCM契約社数を誇る上戸について、芸能評論家の三杉武氏が語る。

「今回は18年ぶりの始球式ということですが、もともと童顔ではありますけど3児のママながら年齢を感じさせない若々しさと健康的な笑顔で観客を魅了していましたね。上戸さんといえば、若い頃からCMでの活躍は目立ちましたが、結婚後は夫のEXILE HIROさんとのおしどり夫婦のイメージも加わり、抜群の好感度を誇っている印象です」

 14歳で芸能界デビューした上戸は、01年放送のTBS系ドラマ「3年B組金八先生」第6シリーズに出演して知名度を上げ、アイドル俳優路線でブレーク。しかし、若い頃は「やらされている感」が拭えず、泣いてばかりの時期もあったという。エンタメ誌の編集者が話す。

「10代の頃から芸能界でがむしゃらに働き、疲弊していたという上戸さんですが、ある日、のちに夫となるHIROさんから『アイドル路線を卒業したら?』とアドバイスを受けて『大人の上戸彩』への方向転換を決めたそうです。それ以前の上戸さんは、山口百恵さんのように結婚したら引退するつもりだったそうですから、HIROさんと出会っていなかったら今の活躍はなかったかもしれませんね」

メリハリのある厳しい育児

 実際、上戸は20代後半でアイドル路線を卒業。“禁断の愛”を描いた14年7月期のフジテレビ系主演ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」では、見事に「大人の上戸彩」を見せつけた。

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