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「カチンとくる」のは両親の悪口
デビュー以来、バラエティー番組への出演をかたくなに避けてきたKoki,だが、映画「女神降臨」の告知のため、今月7日放送の日本テレビ系「しゃべくり007」2時間スペシャルでついに解禁された。
同映画で共演する俳優の渡邊圭祐、綱啓永と3人で登場したKoki,は、ネプチューンらレギュラー陣からの質問攻めに遭い、少々意地悪な質問などにもテンポよく笑顔で応じていた。
さらに、MCのくりぃむしちゅー・上田晋也から「どういう時にカチンとくる?」と質問されたKoki,は、「一番やっぱりカチンときちゃうのは、両親の悪口とか(聞いた時に)、一番、ボッって(火が)ついちゃいますね」とコメント。この家族愛あふれる発言に、ネプチューンの原田泰造は「すごいねえ」と感心し、上田も「優しそうだもんね」とうなずいていた。前出の編集者はその時の場面をこう振り返る。
「Koki,さんは家族との絆を思わせるエピソードをいくつか披露しました。言葉の端々から性格の良さと聡明(そうめい)さがにじみ出ており、ネット上では『こんな理想的な娘が欲しい』『受け答えが上品で好感度爆上がり』と好意的な声が上がりました。一方、番組ではKoki,さんばかりがフィーチャーされ、渡邊さんと綱さんはほぼほったらかし状態。渡邊さんが『俺らに興味あるかな?』と自虐的に語った場面も話題となり、視聴者から『渡邊さんと綱さんがKoki,の添え物みたい』『ブルゾンちえみならぬ、Koki, with B』という声が上がり、良くも悪くもKoki,さんの大物スターぶりが際立っていました」
両親に関する質問にも対応するとあって、今後もバラエティー番組からオファーが絶えなさそうなKoki,。芸能評論家の三杉武氏は次のように語る。
「木村さんと工藤さんの次女ということで、デビュー当時から大きな注目を集めたKoki,さん。デビュー間もなく、ブルガリやシャネルのアンバサダーに抜擢されたこともあり、当初は『親の七光り』などといった厳しい声もありました。しかし、そもそも芸能界は2世や3世だらけの世界ですし、そうした逆風は偉大な両親を持つ者の宿命とも言えるでしょう」