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~「べんてんひろば」の開業等、共創パートナーとの取組内容をご紹介~
- 西日本旅客鉄道株式会社
JR西日本グループでは、2025年大阪・関西万博に向けたアクセス輸送の取組みとして「OsakaMetro 中央線」への乗換駅となる大阪環状線 弁天町駅の改良工事を進め、2025年3月1日(土)に新駅舎を供用開始※することとなりました。
新駅舎の開業にあわせ、万博期間中の新たなにぎわい空間として駅前(旧交通科学博物館跡地)に「べんてんひろば」を新たに開業するとともに、大阪駅(うめきたエリア)を中心に進めてきたイノベーションの実験場『JR WEST LABO』※の取組みを水平展開し、新しい価値創造の拠点として生まれ変わります。
※『「大阪・関西万博」に向けた万博アクセス輸送の取り組み ~大阪環状線 弁天町駅 新駅舎の供用開始などについて~』:https://www.westjr.co.jp/press/article/items/250210_00_press_Bentenstation_newekisyakyoyou.pdf
※『JR WEST LABO』:https://www.westjr.co.jp/railroad/westlabo/
1. あつまる・つながるスペース「べんてんひろば」がオープン
2025年3月1日(土)の新駅舎開業にあわせ、大阪環状線 弁天町駅前(旧交通科学博物館跡地)に、”あつまる、つながる“スペース「べんてんひろば」がオープンします。地域の方々をはじめ、国内外から来訪される万博来場者等、多様な方々にご利用いただけるスペースです。万博期間中はイベントスペースとして、駅周辺のにぎわい創出にチャレンジします。
【名 称】べんてんひろば
【設置期間】2025年3月1日(土)~2025年10月13日(月) ※万博終了まで
【面 積】約3400平方メートル (人工芝 約1400平方メートル 、アスファルト舗装 約2000平方メートル )
【利用時間】8:00~20:00 ※時間外の立入はご遠慮下さい
【そ の 他】イベントスペースとしては、2025年4月13日(日)からご利用可能
(有料、事前申込要、他条件あり)
※詳細は専用HPをご覧ください。
弁天町駅前ひろば | 万博期間中の"あつまる、つながる"新スポット:https://jr-bentenhiroba.jp/
イベント開催時のイメージパース
[参考]「べんてんひろば」の舗装について
べんてんひろばの人工芝はミズノ株式会社の『MS CRAFT BASEBALL TURF』を採用し、充填材には株式会社伊藤園とミズノが共同開発した、茶殻を配合した人工芝曜充填材『Field Chip「Greentea」』(詳細参照)を使用しています。
その他の舗装エリアは、廃木や間伐材を木チップ化して使用した、環境にやさしい「木チップアスファルト舗装」を使用しており、舗装材としてもリユース可能です。
人にも環境にもやさしい「べんてんひろば」に、ぜひお立ち寄りください。
2.共創パートナーとの価値向上の取組み
【設置箇所(概略図)】
※記載の内容はすべて現時点での情報であり、変更となる可能性があります。
〇3Dプリント技術を活用したベンチの設置
・株式会社竹中工務店等との共創により、3Dプリント技術を活
用した「3DPベンチ」を2基設置します。
・3DP技術の活用により、使用材料の削減および廃レールの再
利用を図り、地球環境保護へ貢献します。
・詳細は以下プレスをご覧ください。
https://www.westjr.co.jp/press/article/2025/02/page_27321.html
〇m-DAC(R)技術を活用した植物工場の実証事業
・Carbon Xtract 株式会社、スパイスキューブ株式会社との共創により、
空気中の CO2 を回収するm-DAC(R)技術を活用した植物工場の実証事業を実施します。
・詳細は以下、2024年7月3日プレス資料をご覧ください。
「空気中の CO2 を回収する m-DAC(R)技術を活用した植物工場の実証事業を実施します」
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240703_00_press_directaircapture.pdf
〇イノベーションの実験場『JR WEST LABO』の水平展開
【AIカメラを活用した可変案内サイン】
・詳細は以下プレスをご覧ください。
AI技術で「より安全・快適」な駅へ!AIカメラを活用した新たなサービスを試行開始
https://www.westjr.co.jp/press/article/2025/02/page_27319.html
【AIお客様案内(ユーザーデバイス操作型)】
・詳細は以下、2024年1月10日プレスをご覧ください。
JR 西日本と南海電鉄が関西空港駅にて「ユーザデバイス操作型 AI 案内システム」の共同実証実験を実施
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240110_00_press_nankai.pdf
(詳細)
べんてんひろばの人工芝は、ミズノ株式会社(代表取締役社長:水野明人 本社:大阪府大阪市)の『MS CRAFT BASEBALL TURF』を採用し、充填材には株式会社伊藤園(代表取締役社長:本庄大介 本社:東京都渋谷区)が独自の「茶殻リサイクルシステム」を活用し、ミズノ株式会社と共同開発した茶殻を配合した人工芝用充填材『Field Chip「Greentea」』を使用しています。
各社より頂いたコメントをご紹介します。
・ミズノ株式会社 様
ミズノは快適なスポーツ環境を提供するため人工芝を開発・販売する事業も行っており、その事業を通じて環境保全にも取り組んでいます。
Field Chip 「Greentea」は通常の人工芝充填材に比べて表面温度上昇抑制効果が期待できます。 疑似太陽光を約2時間ずつ照射した2回の実験では、Field Chip「Greentea」の方が黒ゴムチップの充填材と比べ 表面温度の上昇を約7℃低く抑えられることが確認できました。 持続可能な社会の実現に向けて、社会課題解決を通じた事業の成長を目指しており スポーツ環境整備の分野においてもCO2削減などのサステナビリティ活動に取り組んでいます。
関連HPアドレス:https://corp.mizuno.com/jp/articles/0037
・株式会社伊藤園 様
Field Chip「Greentea」は、両社の「地球環境に配慮した製品づくり」、「廃棄物の削減とリサイクルに努める」という考え方に基づいた製品です。
伊藤園で茶系飲料を製造時に出る茶殻を再利用しており、一般的な黒ゴムチップの充填材と比較して表面温度の上昇を抑制することに加えて、茶殻にはお茶の樹木(植物)が吸収した二酸化炭素が蓄えられているため、二酸化炭素を削減することができます。また、ゴムチップ特有のにおいがしない特長があります。
関連HPアドレス:https://www.itoen.co.jp/ochagara_recycle/
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