今週は、4日から6日をピークに今季一番の強い寒気が流れ込み、四国地方でも山地を中心に大雪となり、平地でも大雪となる所があるでしょう。警報級の大雪となるおそれもあります。積雪や路面の凍結による交通障害に十分注意してください。また万全の寒さ対策をしてお過ごしください。
今日は西寄りの風が強まり、夕方から気温は急降下
今日3日(月)は、日本海を低気圧が発達しなら進み、西から冬型の気圧配置に変わる見込みです。午後は西寄りの風が強まるとともに、上空に寒気が流れ込み始め、夕方からは気温が急激に下がってくるでしょう。夜は朝よりも気温が下がりそうです。
強い寒気は週末にかけて居座り、降雪の時間が長引くおそれ
4日(火)から6日(木)頃にかけて、四国地方の上空1500メートル付近にマイナス12℃以下の非常に強い寒気が流れ込む見込みです。またその後週末にかけても、地上で雪となる目安の上空1500メートル付近でマイナス6℃以下の寒気に四国地方はすっぽりと覆われるでしょう。このため、雪の降る時間が長くなりそうです。
予想される降雪量
4日夕方から山地を中心に大雪となり、関門海峡から雪雲が流れ込みやすい愛媛県南予や高知県西部でも大雪となる所があるでしょう。この他の平地でも大雪となる可能性があります。
また5日から6日頃にかけて冬型の気圧配置が予想より強まったり、雪雲が予想より発達した場合は、警報級の大雪となるおそれがあります。
3日6時から4日6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
平地 1センチ
山地 8センチ
その後、4日6時から5日6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
平地 7センチ
山地 20センチ
その後、5日6時から6日6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
平地 15センチ
山地 40センチ
その後も降雪が続き、積雪が増える見込みです。
外出を控えるためにも、買い物などできることはきょうのうちにすませるとよいでしょう。
低温にも注意 凍える寒さがしばらく続く
また厳しい寒さもしばらく続きそうです。
最高気温は5℃前後の日が多く、さらに風も吹いて日中も凍える寒さでしょう。
また最低気温は0℃前後の日が続き、連日氷点下となる所も多そうです。内陸部ではさらに気温が下がるでしょう。
気温がマイナス4℃以下となるような日は、蛇口や水道管が凍結破裂しやすくなります。また風当たりの強いところでは、マイナス1℃からマイナス2℃程度でも凍結する恐れがありますので、水道管の凍結に注意が必要です。
雪道運転 万が一に備えての安心グッズ
大雪が予想される場合は、不要不急の外出はできるだけ避けるようにしましょう。
雪道を運転する際は、万が一のときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。