マドンナが今週、米ニューヨークのコメディ・セラーに友人のエイミー・シューマーと訪れ、スタンドアップ・セットを披露し、観客を驚かせた。
その夜に撮影されたぼやけた写真には、マドンナがこの有名なコメディ・ライブ会場の小さなステージに立ち、スツールの上に置かれたノートからジョークを読み上げる姿が写っている。彼女はシンプルな黒の衣装に指なし手袋を身につけており、リラックスした様子なのが伺える。コメディアンで俳優のシューマーは、マドンナと共にクラブで撮ったセルフィーをインスタグラムに投稿。写真には、「コメディ・セラー出演のコメディアン専用」と書かれたテーブルに座る2人の姿が収められている。
マドンナは、2017年にもシューマーと共にコメディ・セラーのショーケースに参加しており、米トーク番組『ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン』でもコメディの才能を発揮している。2015年に同番組で自らを“隠れコメディアン”と称し、視聴者の前で“年下の男性”とのデートや、自身のアンディ・ウォーホルの絵画コレクションについてジョークを飛ばしながら3分間のスタンドアップ・セットを披露していた。
今回のサプライズ出演は、彼女の【セレブレーション・ツアー】終了から約8か月後に行われた。ツアー終了後、マドンナは自身の人生とキャリアを描く伝記映画の製作に取り組んでいた。
さらに、新年を迎える少し前、2019年のアルバム『マダムX』以来、スタジオ・アルバムをリリースしていないマドンナは、長年のプロデューサーであるスチュアート・プライスと新曲に取り組んでいることを明かした。当時、彼女は「この数か月間は、私の魂にとって癒しような時間でした」と語り、スタジオでプライスと作業する様子を収めた動画を公開していた。