4位 光芒
2007年リリースの16枚目のアルバム「ACTION」に収録された「光芒」が、4位に入りました。
何もかもうまくいかないとき、そこから救ってくれる。文字通り、人生の道しるべとしてのひとすじの光となっているような曲です。
「今がどん底で、もうだめかと思って最悪なことばかり考えてしまって、どうしようもない時に、この歌は一筋の光芒がさし、それを足がかりに一歩前に進めば、目の前が拓けて、何かが掴める気にさせてくれる。そして、それが、自分だけのためではなく、まわりの人にも影響を与える。真っ暗から光の中へ導いてくれる歌だと思う」(40代、女性)
「思い通りにいかず辛くて忙しい日々、何からどうタスクを片付けるべきかすら迷う日々が続いていました。辞めようかどうか悩みながらもその日その日を何とか全力でやり切ってる日々が長く続き、参り気味でしたが、最近、少し前進してることに気づけ、それを周りが褒めてくれました。
『光芒』は、悩んでても歯を食いしばって頑張って半歩でも前進できれば景色が変わり始めるはずだよ、と後押ししてくれるとても感動的な曲。最後、力強く日が差す映像が浮かんでくるようなエンディングは涙が流れます」(50代、男性)
5位 ねがい
5位は1995年にリリースされた16作目のシングル「ねがい」。歌詞にある言葉をまるで人生の「お守り」として心の中に持っているファンのコメントが集まりました。
「学校生活が楽しめなかった時、受験の時、未来を変えるために踏ん張らなければならない時、この曲のフレーズが浮かびます」(30代、女性)
「高校&大学受験、就職活動など、ここ一番のときによく聞いていたからです」(30代、男性)
「リリースされた当時は高校3年生、大学受験勉強に励む日々でした。『願いよかなえ いつの日か そえなるように生きてゆけ』夢は自分で努力して掴み取るものなんだと、この言葉に教えてもらいました」(40代、女性)
「資格試験勉強の時に聞いていました。『願いよかなえ いつの日か そうなるように生きてゆけ』という歌詞に“絶対にそうなる!”といい聞かせ、励まされていました」(40代、男性)
「人生の岐路で何かを決める時に、『願いよかなえ いつの日か そうなるように生きてゆけ』という歌詞を思い出し、自分がどういう人になりたいかを改めて考えさせられている。受験や就職、転職等、いつも励まされています」(40代、女性)
昨年末の紅白歌合戦で話題になった「ultra soul」のほかにも、だれかの心の支えとなっている曲が多くあることに、改めて気が付かされます。
(AERA dot.編集部)