12位 映画「波の数だけ抱きしめて」(1991年)
続いても中山美穂さんと織田裕二が共演した作品がランクイン。映画「波の数だけ抱きしめて」は、神奈川県・湘南のミニFM局を舞台にした青春群像劇。中山美穂さん演じる田中真理子はミッション系大学に通う女子大生で、茅ケ崎のサーフショップでバイトをしている。
「日に焼けたミポリンが可愛くて。映画の中で使われた音楽もどれも良くて、サントラCDも買いました」(40代、女性)
美白が主流ないまからは想像できないような小麦色の肌のミポリンは美しく印象的だった。FM局が舞台なこともあって映画で流れる曲とともに心に刻まれているファンも。
「冒頭の結婚式のシーンで流れるユーミンの『心ほどいて』がこれ以上なく刺さる。夏に見返したくなる映画」(50代、男性)
「サザンの曲とミポリンの日焼けした顔が今でも思い出します。当時ドライブしながらよく彼女とミポリンの話しをしながら、サザンの曲を聞いてました」(50代、男性)
13位 映画「ビー・バップ・ハイスクール」(1985年)
きうちかずひろの人気コミックの実写版映画「ビー・バップ・ハイスクール」が13位にランクイン。ツッパリ留年高校生ヒロシ(清水宏次朗)&トオル(仲村トオル)、マドンナ・泉今日子(中山美穂さん)の痛快青春映画だ。
「『ビー・バップ・ハイスクール』の泉今日子役は、今までドラマで見せていたツッパリ風の中山美穂さんのイメージを払拭したような印象を受けました。当時小学校低学年だった私は、『ビー・バップ・ハイスクール』に見るような本物の不良に囲まれてヒロインを演じる中山美穂さんが新鮮であり、今でも印象に残っています。中山美穂さんの発する『ヒロシくん、トオルくん』あの声が今でも心に残っているんです」(40代、女性)
小学生も魅了してしまう中山美穂さんの人気は絶大だった。そして、まさかの!? 小学生ひとりでビーバップ鑑賞というエピソードも!
「当時小学生だった私は美穂ちゃんが大好きで、どうしても映画に出ている美穂ちゃんを見たくてストーリーもよく知らずに1人で映画館に行った。髪を切られてしまうシーンに驚き、本当に切られたと思って衝撃を受けて帰った記憶があります。幼かった私の大切な思い出です」(50代、女性)