※写真はイメージです。本文とは関係ありません(gettyimages)

 「脳性麻痺や染色体異常」の子供を育てている人もいるでしょう。

 ミルフィーユさんと同じようにうつ病になった人もいるでしょうし、そこから回復して、今はたくましく前向きになって人もいるでしょう。

 一緒に泣いてくれるかもしれません。

 一緒に苦しんでくれるかもしれません。

 一緒に泣いてくれるかもしれません。

 不安を吐き出して、知恵を借りて、共に励まし合えるのじゃないかと思います。

 そうして、不安や悲しみを共有して、苦しみを少しでも薄めましょう。不安のど真ん中にいるのではなく、不安を少し距離を取って眺められる工夫をするのです。

「大好きな仕事」があるのなら、強引に復帰するのもいいと思います。

 まずは、なんとかして、メンタルを立て直すこと。

 ミルフィーユさんが苦しんだり、悲しんだり、絶望したり、不安になっても、子供さんの現状には、何のプラスにもならないのです。

 ミルフィーユさんが苦しむことで、子供さんが楽になったり、良くなったりするのならともかく、まったく別のことなのですから。

 ミルフィーユさん。

 独りで抱え込まないで、どうか、同じ苦しみや悲しみを経験している人と話し合って下さい。きっと、何かが見つかると思います。

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