17位 ドラマ「誰かが彼女を愛してる」(1992年)

「主題歌の『世界中の誰よりきっと』も大ヒットしました」(50代、男性)という思い出とともに語られる水曜劇場「誰かが彼女を愛してる」(フジテレビ系)が17位に。

ドラマ「誰かが彼女を愛してる」の主題歌「世界中の誰よりきっと」 CDジャケット/ファン私物

「素直で優しくて純粋でまっすぐに生きる中山美穂さんが演じる高野つばさちゃんが素敵でした。手が届きそうで届かないのも美穂さんにすごく似合っている作品だと思います。美穂さんのコンサートに向けて気分を高めるために見ていました。美穂さんが星になる2日前くらいに全話見終わったばかりの作品です。完全なハッピーエンドというより少し切なさ?がの残るのも印象に残っています」(20代、女性)

「中山さんの主演作の中で今までにない可愛らしい天然キャラの役で、中山さんの一つ一つの仕草や言葉遣いがとても可愛らしく、劇中のファッションや髪型さえも真似したくなるくらい夢中で見ていました。もちろん、主題歌も大ヒットして、歌を歌っても、演技もとても上手で憧れの女優さんです。まさに、女性が好きな女性です」(50代、女性)
 

 累積売上183.5万枚の大ヒットとなった主題歌「世界中の誰よりきっと」は、中山美穂さん急死の翌日12月7日付で、各種音楽サイトのシングルダウンロードランキングで上位に入り、再び注目を集めた。
 

18位 ドラマ「セーラー服反逆同盟」(1986年)

 18位の「セーラー服反逆同盟」(日本テレビ系)は、白いセーラー服にド派手な化粧で素顔を隠し、黒鳥学園高校を救うために悪に立ち向かう青春アクションドラマで、中山美穂さんと俳優の仙道敦子のW主演。

「初放送当時は小学3年生で真剣に観ていました。大人になって、DVDレンタルで再見しましたが、まぁ何ともツッコミどころが多くて笑ってしまいました。美穂さんが投げるバラが爆発して、花びらが目に張り付いたり。サブタイトルも、『美穂バラ投げ冴える』ってのがあったり。また観たくなりました」(40代、男性)

「仙道敦子との共演で、セーラ服が白いと格好が良かったですね」(60代、男性)

「美穂ちゃんの戦う姿と決めゼリフが印象的だったから」(50代、女性)

「正義感が強い子供だったので、真似するほど憧れだった為」(40代、女性)

「白いセーラー服を着て赤いバラを持って、戦うのがとても印象だったから」(40代、女性)
 

 たしかに、ツッコミどころが満載な作品だが、これもアイドル全盛期の1ページなのだろう。

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多様な主人公を演じるミポリン