火曜ドラマ「民王R」(テレビ朝日系・午後9時)が10日、最終回を迎える。今作はドラマ「民王」の9年ぶり復活ということでも話題を集めた。自分の魂と国民の魂が入れ替わってしまう総理大臣、武藤泰山(遠藤憲一)が最後に入れ替わるのは!?そして遂にあの男が帰還する。最終回も見どころ満載の民王R。主演の遠藤憲一の過去の人気記事を振り返る(この記事は「AERA dot.」に2022年1月15日に掲載されたものを再編集したものです。本文中の年齢、肩書等は当時のもの)。
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その強面を活かし、名俳優として活躍する遠藤憲一さん。遠藤さんがパンダにハマったきっかけとは?
ある日、妻が神戸に行きたいと言いだしたんですよ。時間ができると、よくふたりで旅行に行くんです。そのときは大河ドラマで勝海舟の役を演じることが決まっていたので、ゆかりの地を巡るのもいいなあと思っていました。すると新幹線の中で王子動物園にまず行くと言うんです。なんで?と聞いたら、パンダに会いに行くと。4年前くらいのことですね。
上野動物園のシャンシャンは、立ち止まって見てはいけないとかで、神戸ではどれくらい見られるのかなと思っていたら、それほど人も多くなくてゆっくり見られたんです。ちょうど、えさの時間だったらしく、タンタンは飼育員さんが出てくるところを行ったり来たりして、その姿がいじらしくてかわいかった。クッキーみたいなえさ(ペレット)を食べているしぐさがすごくゆっくりしてて品があって、一気に夢中になりました。
写真を撮りまくって30分くらいそこにいました。アップで写真を撮ったので、妻から「パンダは、動きがかわいいので全身を撮らなきゃ」とダメ出しをされて、またパンダのところに戻って、結局1時間くらいパンダを見ていました。
実は小学生のとき、動物愛護協会に入り、カンカン、ランランをよく見ていたのですが、それ以来で、パンダってこんなにかわいいのかと再認識させられました。
上野のシャンシャンも見に行きましたよ。シャンシャンは笹を食べている姿が豪快でした。タンタンは貴婦人という感じだけど、シャンシャンはかわいい暴れん坊かな。
王子のタンタンは去年中国に帰るはずでしたが、コロナ禍で延期になってまだ決まっていないんですね。