
三代目の現在と重なる
――「BLAZE」の歌詞には今の三代目の姿が重なるフレーズが多くある。
小林:今市の歌い出しの「燃やしな闘志と導火線」という歌詞から、三代目ならではの情熱の燃やし方を感じました。15年近く活動していく中で、情熱の火は大きくなったり小さくなったりゆらめいたりするものだと思いますし、燃やし方はライフステージとともに変わっていくんじゃないかなと感じます。その中で、「BLAZE」を約半年間パフォーマンスする中で、新たな火を自分に滾(たぎ)らせてくれる曲だと感じています。
山下:「バラバラになってたピースが一つになる時が今来た」という歌詞はまさに今の三代目のことですよね。今年の前半はそれぞれが精力的にソロ活動をやっていて、年末に向けて7人が集まってグループの強さを発揮することを表している歌詞だと思います。僕以外の6人の活動を見るととても刺激を受けますし、それぞれのソロプロジェクトを他の6人が盛り上げる姿勢がすごく気持ちいい。メンバーとは15年近く一緒にいますが、やりたいことの変化を感じています。NAOTOさんが「みんなで食事しながら今後のことでも話しませんか?」というLINEをくれて先日7人で食事に行ったのですが、そこでこれからのグループのことやソロの話を通してそれぞれのやりたいことを共有し合いました。そういう時間があることでみんなの気持ちが再確認できて、グループの健康状態がもっと良くなると思っています。
NAOTO:俺も含めてみんなが「メンバー全員で集まって食事がしたい」と思っていると思うのですが、まず俺に「そろそろ行きたいですよね」と言ってくるんですよね。それで仲介業者として斡旋させていただきました(笑)。
近い未来も遠い未来も
今市:代理店だね(笑)。
NAOTO:はい。代理店みたいなことをさせてもらっています(笑)。
山下:バーベキューしました。
今市:渋谷のど真ん中の屋上でね。
山下:コンクリートジャングルに囲まれて煙がもくもくの中、みんなで肉を焼いて食べました(笑)。
NAOTO:(アルバム収録曲のタイトルにかけて)「TOKYO BLACK HOLE」だね。
山下:そうですね(笑)。
NAOTO:あと「CRAZY-CRAZY-CRAZY」。そこから「DEVELOP」が生まれるんだね。
山下:全部繋がっています(笑)。