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この先は高温傾向が続き、特に16日(土)と17日(日)は10月並みの暖かさに。一方、前線が通過して週明け18日(月)からは強い寒気が流れ込んで気温が急降下、山沿いを中心に雪が降るでしょう。北陸地方の2週間天気と初雪の傾向をまとめました。

17日(日)まで高温傾向 16日(土)と17日(日)は10月並みの暖かさ

明日14日(木)は移動性高気圧に覆われて、北陸地方は広く晴れるでしょう。
15日(金)は気圧の谷の影響で日中を中心に所々で雨が降りますが、通過後の寒気の流れ込みは弱く、16日(土)は再び晴れ間が広がるでしょう。

一方、17日(日)は前線が通過するため、北陸地方の広い範囲で雨が降り、雷を伴い雨脚が強まるおそれがあるでしょう。今後の気象情報にご注意ください。

また、17日(日)にかけては高温傾向が続き、特に16日(土)と17日(日)は10月並みと季節外れの暖かさになりそうです。

18日(月)夜間は強い寒気が南下 山沿いで積雪の可能性

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17日(日)に前線が通過したあと、18日(月)は一時的に西高東低の冬型の気圧配置となり、上空1500メートル付近で-3度以下とこの時期としては強い寒気が北陸地方まで南下するでしょう。

18日(月)夜から19日(火)朝にかけては、新潟県の妙高や湯沢、津川、富山県の五箇山方面など山沿いで今季初めての積雪、新潟県と群馬県境の三国峠などはまとまった積雪となる可能性があります。山沿い方面は必ず冬用タイヤの交換を済ませてからお出かけください。

2週間天気後半(21~26日) 気温は再び高め

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今のところ、寒気の南下は一時的で、21日(木)から26日(火)にかけて、気温は再び平年並か高くなるでしょう。
23日(土)は前線が通過して北陸地方の広い範囲で雨が降りそうですが、こちらも寒気の流れ込みは北日本が中心となりそうです。天気は周期的に変化し、24日(日)と25日(月)は晴れる所が多いでしょう。

北陸の初雪はいつ? 最近の傾向は?

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22日(金)は二十四節気の「小雪(しょうせつ)」。初雪をみる頃です。
初雪の平年日は、新潟が11月23日、金沢が24日で「小雪」頃、富山や福井は12月3日です。また、昨年2023年、一昨年2022年は4地点いずれも12月に入ってからの初雪で、平年より遅い年が続いています。

今年も11月の気温は平年より高い見込みですが、一時的な寒気の流れ込みによる急激な気温の低下に注意が必要です。この時期は初雪で初積雪、あられ等で道路が真っ白になることも十分考えられます。冬用タイヤの交換や暖房の準備等は早めに済ませておきましょう。急激な気温変動による体調管理も十分お気を付けください。