天気は周期的に変化し、15日(金)頃と17日(日)頃は雨の降る所が多いでしょう。今週は高温傾向で、東海から西では夏日(最高気温25℃以上)の所もありそうです。一方、北海道は朝晩は冷え込むでしょう。
11日(月)の午前中は雨や雷雨 日中は天気回復
11日(月)にかけて西日本の南の海上と関東沖を低気圧がそれぞれ東よりに進む予想です。低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定でしょう。九州から近畿は11日(月)の明け方にかけて雨が降り、九州では雷を伴って激しく降る所がありそうです。東海から関東は朝まで雨や雷雨で局地的に激しい雨が降るでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風にご注意ください。また、北日本を寒冷前線が通過するため、北海道は朝まで、東北北部は昼ごろまで雨や雷雨になるでしょう。各地とも日中は天気が回復に向かい、次第に日差しが届く見込みです。
記録的な大雨となっている沖縄や奄美は11日(月)は晴れ間が広がりますが、にわか雨の所がありそうです。これまでの記録的な大雨で、土砂災害の危険度が高まっている所があります。大雨のピークが過ぎても、危険な場所には近づかないでください。
天気は周期変化 たびたび雨
14日(木)から15日(金)頃も前線や低気圧の影響で、九州から関東は所々で雨が降るでしょう。17日(日)は別の低気圧が北日本付近を進み、前線が本州付近を通過する見込みです。北海道から九州は雨が降り、ザッと雨脚の強まることもあるでしょう。
西日本や東日本はまだ夏日の日も 北日本は冷え込み冬日も
最高気温は、沖縄や九州から関東は平年より高いでしょう。名古屋市では11日(月)、福岡市では14日(木)、17日(日)は25℃と夏日になる予想です。11月も中旬ですが、まだ日中は半袖の出番がありそうです。
北海道は朝晩は冷え込む日が多く、14日(木)は札幌市でも今シーズン初めて冬日(最低気温0℃未満)となるでしょう。
本州付近はたびたび雨 北海道はたびたび雪
18日(月)以降も九州から東北は天気が短い周期で変わり、たびたび雨が降るでしょう。北海道は寒気が流れ込み、18日(月)から19日(火)頃と22日(金)頃は雪が降り、冬の嵐となる日もありそうです。沖縄は雨が降りやすいでしょう。
九州から関東では日中は暖かい日が多くなりそうです。ただ、朝晩は冷えますので、体調管理にご注意ください。北海道は日中も10℃に届かず、寒い日が多くなりそうです。
ブレイディみかこ
鴻上尚史
江利川ちひろ
