その他の大学では、エース・吉田響(4年)擁して選手層の厚さも感じる創価大、前回箱根3位から平林樹(4年)、ヴィクター・キムタイ(3年)、斎藤将也(3年)が三本柱を形成する城西大、そこに早稲田大、中央大、東洋大などが加わり、さらには東京国際大、立教大なども注目したいチームだが、出雲、全日本の結果、タイム差、レース展開を見る限り、「3強」との差は大きく、箱根でも国学院大、駒澤大、青山学院大の3チームによる優勝争いになるのは間違いないだろう。
勢いは、出雲、全日本を制した国学院大にある。だが、駒澤大には意地があり、青山学院大には山の経験がある。来春、最後に笑うのはどの大学か。前回箱根では直前に体調不良者が続出するチームも多かっただけに、まずはベストコンディションでスタートラインに立ってもらいたい。そうなれば、例年以上の“熱戦”が展開されることになるはずだ。