大手クライアントとの「食事会」も仕事
実際、井上アナは7月22日から23日の午後10時近くまで生放送された「27時間テレビ」で進行アシスタントを務めながら、翌24日早朝には「めざましテレビ」に出演していた。
番組オンエア前後の打ち合わせの時間も加味すれば、拘束時間はかなりのものだったと推測される。「売れっ子の証し」といえば聞こえはいいが、精神的にも肉体的にも負担が大きいのは間違いないだろう。
こうした“通常業務”に加えて、人気女性アナとなれば別の仕事もあるという。
「人気アナになると、局が主催、協賛するイベントや記者会見などの司会進行を任されたり、番組スポンサーを務める大手クライアントとの食事会などに駆り出されることもあります。局上層部から頼まれることもあれば、現場レベルで営業担当などの先輩社員や同僚からオファーされることも。3年ほど前に、フジ局アナ時代の久代萌美アナが現在の夫との婚約中に、外資系企業会長との食事会を週刊誌にキャッチされたことがありましたが、あれなんかはまさにそうした依頼に応えたものでしょう」(同)
さらに、別の民放テレビ局の局員は「あくまでもウチの局の場合」と前置きしたうえでこう話す。
「女性アナが接待ばかりに顔を出して、現場のスタッフとの飲み会をおろそかにしていると、すぐに『アイツは最近調子に乗っている』とか、『勘違いするな』とか陰口をたたかれて、結果的にそれが週刊誌の記事になったりもしますからね。いくら忙しくてもそうした付き合いもないがしろにはできない。本当に大変な仕事だと思いますよ」