- 株式会社Ahead of the curve
バレルサウナ「sui」
香港でミシュラン一つ星の日本酒ペアリングレストラン「GODENYA」(※1)を運営する株式会社Ahead of the curve(代表:熊谷 幹樹、所在地:香港・東京)は、代表の出身地である新潟県 新発田(しばた)市を拠点として、新潟の魅力を再発見するプロジェクト「Niigata Re-Find(ニイガタ リファインド)」を始動します。
第1弾として、3年の準備期間を経て、2024年11月16日(土)に新潟県 新発田市にバレルサウナ「sui」、その後2025年春予定で宿泊型レストラン オーベルジュ「Ne」を開業します。
「Niigata Re-Find」は、新潟の食・文化・技術などの素晴らしさを再発見し、新しい場作りやものづくりを通して、新潟の魅力を伝えていく活動を行います。今後は、サウナやオーベルジュだけでなく、酒造りや米作りなどにも活動の場を広げながら「地方と世界をつなぐ」ことを目指します。また「Niigata Re-Find」には、新潟にゆかりのあるメンバーと想いを寄せるメンバーが参加しています。
(※1)ミシュランガイド 香港・マカオ 2023年/2024年
井戸水と森林浴で“ととのう”雪国ならではの断熱技術を活かしたバレルサウナ「sui」(2024年11月16日開業)
■「sui」とは新潟県 新発田市に広がる3,200坪の森林の中にバレルサウナ「sui」は誕生します。木々に覆われた広大な敷地の中に佇み、ウッドデッキが目前に広がる「sui」は、開放感があり自然と一体化したリラクゼーションが味わえます。
最大110度のサウナ、15度の井戸水、新潟の四季を感じる森林浴がこれまでにない“ととのい”へと導きます。
■特徴・最大110度のバレルサウナ。
サウナはセルフロウリュによって最大約110度まで温度が上昇し、強烈かつ爽快に楽しむことができます。
110度まで温度が上がるサウナは非常に珍しく、地元新潟の建築会社である熊谷建設が独自開発した「雪国の住宅造りで培った二重構造の断熱技術」によって実現しています。
(特許出願中、特許出願番号:2023−163652)
・温度15度の冷たい軟水、井戸水。
サウナに欠かせない水は、水道水ではなくこの土地の井戸水を活用しています。年間を通じて温度は15度、 硬度17度の軟水です。 軟水は肌に優しいとされ、皮膚や髪への刺激が少なく、乾燥やかゆみを引き起こしにくく、皮膚の潤いを保ちやすくなります。サウナ後の冷たい水風呂として、まろやかで口当たりのよい飲み水として、訪れるゲストを潤します。
・全面ウッドデッキで、裸足のまま歩ける。
サウナエリアはウッドデッキでできており、エリア内は裸足での移動が可能。靴の脱ぎ履きや足の汚れというストレスからもゲストを開放します。
・新潟の四季を感じる森林浴。
サウナを出た後は、3,200坪の広大な森林に囲まれた開放的な森林浴を楽しめます。心地よい風と新潟の四季が生み出す贅沢な”ととのい”をお届けします。また、独立したプライベートサウナも併設しています。
■コンセプト「sui」という言葉には、サウナに欠かせない「水」を含め、「粋」「 翠」「 睡」」の意味が込められています。全ての「sui」が、訪れる方々に癒しの時間を提供します。
・水:新潟県 新発田市 川東地区の井戸水
・粋:そのまま、そのもの 、リラックスした自分で愉しむ
・翠:緑の植物、自然循環、緑の植物、自然循環、四季の木々
・睡:眠り休める、まどろむ
■バレルサウナ「sui」概要住所:新潟県新発田市石喜180
営業時間:11: 00~ 20:00
定休日:月・火
公式サイト:https://sui-kwhgs.jp/
ご予約:公式サイトをご確認いただき、公式LINEにご登録の上、ご予約ください。
(公式LINE https://bit.ly/47V9VP9)
料金:<バレルサウナ一般利用>
平日2,000円/人
休日・祝日3,000円/人
利用時間は、2時間30分です。
<バレルサウナ1台貸切/プライベート>
平日12,000円/最大6人
休日・祝日15,000円/最大6人
最大6人同時に入ることができます。2時間30分貸切が可能です。
地元の食材とシェフの創造性が融合1日1組限定の宿泊型レストランオーベルジュ「Ne」(2025年春開業予定)2025年春開業予定のオーベルジュ「Ne」完成イメージ (設計:福西健太建築設計事務所)
2025年春開業予定のオーベルジュ「Ne」 内観イメージ (設計:福西健太建築設計事務所)
■「Ne」とは
香港でミシュラン一つ星の日本酒ペアリングレストラン「GODENYA」を運営する株式会社Ahead of the curveが手がける、1日1組限定の宿泊型レストラン オーベルジュ「Ne」(※2)。
オーベルジュの料理は、フレンチシェフ布施 真(ふせ まこと)が食材調達・レシピ考案から調理までの全てを担います。布施は、パリのレストランで部門料理長、国内では「IWAI OMOTESANDO」など都内複数店舗で料理長を務め、食事療法の専門医学会でのレシピ監修なども行ってきました。
雪国の水、米どころ新潟の米をはじめ地元に根付く食材と、フレンチ料理を極めるシェフ布施の創造性が融合し、伝統を活かしたクリエイティブな料理を提供します。
食後は、ディナーの余韻を味わい、長旅の疲れを癒せるよう「憩う ikou」をテーマにした空間でゆったりとくつろげる時間を過ごしていただけます。
(※2)宿泊は1日1部屋2名~4名。レストランのみの利用は1日最大10席。
■「Ne」に込めた想い「Ne」は、日本語で「根」、フランス語で「生まれた」を意味します。新潟の大地に深く根付き、そこから生まれる新たな美味しさや感動を紡ぎ続ける―それが「Ne」の願いです。
地域の風土と文化、そしてこの地で育まれた食材を礎に、作り手の情熱と技が響き合い、訪れる方々に唯一無二の体験をお届けします。
■「Ne」の建築へのこだわり宿泊型レストラン オーベルジュ「Ne」は、新潟の自然を感じられる建築を目指し、この場所でしか味わえない「食」と「建築」の融合を、工法・構造・素材に反映させています。田んぼや畑で見られる「畦(あぜ)」や「畝(うね)」をヒントに、地面を少し盛り上げて建物を支えるデザインにしました。
また、建築の基礎にはコンクリートを使わず、丸太を使うことで、環境負荷が少ない工法で建てられています。壁は地元職人により、敷地内で採取した「土」を使用し、徹底した素材のリユースを目指しています。
土地に根差した自然素材を活かした建築が、来訪者をふるさとへ迎えるように包み込み、あたたかく豊かな体験を提供いたします。
■「Ne」の歴史的背景現在の新潟県新発田市に位置する旧川東村は、かつて大庄屋(村役人)の「本間家」によって治められていました。「本間家」は、この地域の農業や人々の生活環境の発展に大きく貢献しました。特に11代当主・本間百在門(1876年~1938年)は、明治から昭和にかけて31年間にわたり村長を務め、卓越した指導力で地域社会の発展に尽力しました。その功績は、新発田市の歴史において重要な人物として広く評価され、地域に深い影響を与え続けています。
今回、オーベルジュ「Ne」が誕生するのは「本間家」の跡地です。この場所を長きにわたり支えてきた「本間家」の歴史と伝統を受け継ぎ、未来に向けてこの地を発展させていきます。
■「Ne」のご予約についてティザーサイト:https://ne-kwhgs.jp/
予約事前登録 :https://ne-kwhgs.jp/reservation
事前登録いただくと、予約に関する最新情報をお送りします。
「sui」「Ne」の全体マップ
新潟の魅力を再発見する「Niigata Re-Find(ニイガタ リファインド)」■概要「Niigata Re-Find」は、新潟の食・文化・技術などの素晴らしさを再発見し、新しい場作りやものづくりを通して、新潟の魅力を全国、そして世界に発信するプロジェクトです。
「Niigata Re-Find」には、シェフ・地元新潟の農家/猟師・一級建築士・クリエイティブディレクター・クリエイティブプロデューサー・カメラマン・アートデザイナー・PRなど、様々な知見を持つ新潟にゆかりのあるメンバーや想いを寄せるメンバーが集っています。
バレルサウナ「sui」や宿泊型レストラン オーベルジュ「Ne」だけでなく、「地方と世界をつなぐ」を合言葉として活動を行っていきます。
今後は、酒造りや米作りなどを予定しています。
■Niigata Re-Findメンバー
・代表/プロデューサー:熊谷 幹樹
株式会社Ahead of the curve 代表取締役
新潟県新発田市で生まれ育つ。2001年、日本初の独立系投資信託会社であるさわかみ投信株式会社に入社。アナリスト・ファンドマネージャー、取締役運用調査部長を歴任。2014年にAhead of the curve社を香港で創業し、日本酒の世界への発信拠点「GODENYA」を香港Centralにて運営。ミシュラン一つ星獲得(2023年、2024年)。
併せて、現在さわかみ投信株式会社取締役副社長および株式会社CRAZY取締役COOにも従事し、多数の事業経営を実践。ペンシルベニア大学ウォートンスクールMBA。
唎酒師。著書「君の未来とお金の関係」(幻冬舎)。
<コメント>
このプロジェクトは、僕の人生そのものです。新潟で生まれ、東京や世界各地で働く中で、ふと立ち返ったときに気がついたのは、新潟がいかに素晴らしいかということでした。豊かな自然、美しい風景、そしてその地が育む食文化や大自然の恵み。それらを世界の人々に伝えたい、そんな思いがこのプロジェクトの出発点でした。
それから3年間、土地探しから現地の方々との調整、農業委員会への認可申請など、数え切れないほどの試行錯誤を繰り返しながら進んできました。
決して平坦な道のりではありませんでしたが、一つひとつの困難を乗り越え、地元の方にも応援をいただき、気がつけば多くの仲間も集まりました。同じ夢を分かち合う大きなチームへと成長してきています。このプロジェクトは、そんな仲間たちと共に、新潟の魅力を世界に広めるための挑戦でもあります。
ここでしか味わうことのできない特別な体験──この地が誇る澄み渡る水、地元の食材、そして人々の温かさ。それらが織りなす唯一無二の瞬間を、ぜひ皆さんにも感じていただきたいと思います。
新発田市川東地区にお住まいの皆さんとの話し合いの様子
「Niigata Re-Find」の道のりを綴った熊谷のnoteはこちら
https://note.com/mk920/n/n1cb53da54f4b
・「Ne」総料理長/Executive chef:布施 真
日本でフランス料理の基礎を5年間磨いた後、2009年に単身フランスへ渡航。パリにて数々のスターシェフを生み出したクリスチャン・コンスタン氏の指導のもと、フランス料理の真髄を学ぶ。また、三つ星シェフアントワーヌ・ヴェスターマン氏の元で2年にわたり部門料理長として活躍。その後、日本へ帰国し、都内の複数店舗で料理長を務める一方、食事療法の専門医学会でのレシピ監修や、グルメ人気番組の料理監修も担当し、活躍の場を広げる。
2019年にはフランスのワールドベストレストランNo.1の「ミラズール」やニューヨークのミシュラン二つ星「アクアヴィット」等を経験したメンバーと共に「IWAI OMOTESANDO」を総料理長として開業。その確かな腕前と洗練された料理で多くの顧客を魅了している。
<コメント>
秋田出身の私にとって、地方にある魅力は特別なものです。地方の生産者の高齢化や後継者不足を目の当たりにしていたので、料理を通じて日本の地方を元気にし、素晴らしい食材や技術を守っていきたいという使命感を抱いていました。
さらに18年のフレンチの経験を積む中で、フランスのトップに君臨するシェフたちが最終的に行き着く「土地に根差した、その土地ならではの料理を作る」という「テロワール」という考え方を極めたいと思うようになりました。こうした中、新潟での挑戦を選んだのは、代表 熊谷の故郷への想いに共感したからです。
料理では、私のこれまでの経験を新潟の食材や文化と掛け合わせていきます。「美味しい」のは当たり前。食材はもちろん、カトラリーや食器、建物の建材など、場を構成するすべてのものを新潟のもので作りあげることで、ここにしかない体験を生み出す。それがこの場所に足を運ぶ理由になるはず。訪れるたびに新しい驚きを提供したいです。
・設計:福西健太建築設計事務所(代表:福西健太)大阪で生まれ、高校卒業後に単身渡米。米国・ウィスコンシン大学ミルウォーキー校建築学科卒業。テン・アーキテクトス・ニューヨークに勤務後、ペンシルベニア大学大学院建築学科修了。2009年に帰国後、伊東豊雄建築設計事務所への勤務を経て、2015年に福西健太建築設計事務所を開設。2017年壱岐市テレワーク施設関連施設プロポーザルコンペ最優秀。2019年に「かも保育園ハッチェリー」にて第11回JIA中国建築大賞優秀賞を受賞するなど、受賞歴多数。現在、東京を拠点に、日本各地でプロジェクトが進行中。
・建築/施工:有限会社熊谷建設(会長:熊谷健也、代表:熊谷佑人) 新潟県新発田市を拠点に、木造住宅や寺社仏閣の設計・施工を行う建築会社。創業以来、地域に根ざし、高品質な木造建築を手掛ける。材木に手作業で印をつけ、職人が一つひとつ心を込めて加工する伝統的大工技術を大切にしている。近年では木造住宅の高断熱化に特に力を入れ、その技術を応用した高断熱バレルサウナ「ThermaBarrel」を製造している。
・「Ne」サービス責任者:湯川 翔悟新潟県新潟市出身新潟県西蒲区(潟東村)出身。接客販売を経てサービス業に転身。関東・関西で豊富な経験を積み、「Ne」でサービス部門の責任者を務める。地域の自然と文化を活かし、温かいおもてなしで特別な体験を提供している。
・新発田市 川東地区の農家/猟師・農業生産法人を立ち上げ、広大な田畑で大規模な稲作に挑戦する井上俊樹
・新潟の肥沃な大地で多種多様な野菜作りに情熱を注ぐ松縄優平
・鴨や野生動物を追う猟師であり、二王子そば3代目店主の小柳衛
・山菜採りや鮎漁の名人であり、自然の恵みを活かして地域に貢献する中村和弘
・川東地域の伝統と歴史に精通し、文化の継承に尽力する羽賀文雄
・越後いちごをはじめ、多種多様な農作物を生産し、地域の農業発展に貢献する今井祐司
・本間家の末裔である本間八千代さんと夫の本間藤雄
・クリエイティブプロデューサー:株式会社OOAA(伊東 絵美)クリエイティブディレクター大木秀晃が代表を務める、株式会社OOAA所属。感情とロジックを丁寧に扱いながら、人の心を動かす場づくりや体験設計を得意とする。パーティや個展、ブランドづくりやサービス設計など、プロデュースの領域は多岐にわたる。株式会社バンダイの企画『カピバラさんウェディング』のプロデュース、IWAI OMOTESANDOのブランドプロデュース、CRAZYと星野リゾートとのコラボ事業のプロデュース経験をもつ。
・クリエイティブディレクター:株式会社ライナーノーツ(代表:中山 慎介)グラフィックデザイナー。受賞歴:DNA PARIS DESIGN AWARDS(FRA)、C2A Creative Communication Award (USA)、LICC - London International Creative Competition(UK)、PENTAWARDS(BE)、Graphis Competitions(NY)など。
・PR:株式会社しんめ(代表:下村 彩紀子)新潟県魚沼市出身。ゆり農家の孫。産直EC「食べチョク」の広報を立ち上げ、広報責任者として従事。その後、2023年にPRエージェンシー「株式会社しんめ」を創業。「経営に資するPR」がポリシー。スタートアップ・IT・自治体・一次産業・食・出版・メーカー・教育・銭湯など50社以上の企業を支援。2020年度ベストPRパーソン賞受賞。PRTIMESが公認するプレスリリースエヴァンジェリスト。
・アートデザイナー:尾崎 友紀株式会社CRAZYでアートディレクターを務めた後、宮崎県の建築デザイン事務所に勤務。古材をアップサイクルした店舗の立ち上げや内装、運営に携わり、2022年に独立。現在は、空間デザインや地域資源を活かしたプロジェクトに取り組み、幅広い活動を展開中。
・カメラマン:阿辺 大輝新潟県新発田市出身。ニューヨークにて、MARCJACOBSの専属フォトグラファーSHIN OHIRA氏に師事。現在、新潟と東京の2拠点で活動するフリーランスのフォトグラファー。
会社概要「時代の先へ」という意味をもつAhead of the curveは、「日本から世界へ」を合言葉に、日本の文化や伝統に根ざした事業を国内外で展開するクリエイティブカンパニーです。代表・熊谷の原風景である新潟の豊かな田園風景からインスピレーションを得た私たちの事業は、人々の暮らしと深く結びつき、時代を超えた価値を提供します。
日本が秘める「美」と「文化」を、世界がまだ見ぬ形で届ける。それが私たちのミッションであり、未来に向けた約束です。
・会社名 :株式会社Ahead of the curve
・住所 :G/F, WELLINGTON STREET 182, CENTRAL, HONG KONG
・代表取締役 :熊谷 幹樹
・事業内容 :飲食・宿泊事業の企画・運営、日本酒の販売促進事業
酒類・酒器の企画、販売及び輸出入、サウナ関連事業
・コーポレートサイト:https://ahead-of-the-curve.com.hk