ジャングルポケットの「おたけ」
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 元ジャングルポケットの斉藤慎二(41)メンバーが20代女性への不同意性交などの疑いで警視庁に書類送検された騒動の余波は、いまだ収まる気配がない。騒動を受けて、吉本興業は斉藤メンバーとの契約解除を発表し、ジャンポケのおたけ(41)、太田博久(40)はコンビで活動を継続していくことを表明した。そんな中、おたけの母親が、斉藤メンバーが起こした騒動について思うこと、おたけの現況などを語ってくれた。

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 おたけは芸人活動のかたわら、東京・月島でもんじゃ焼き店「竹の子」を営んでいる。10月10日の夕方、同店を訪れると、30人は入るであろう店内は満席で、夜まで順番待ちの行列が絶えることはなかった。

おたけが営む月島のもんじゃ焼き店「竹の子」。一部画像を加工しています(撮影/上田耕司)

 取材の意向を伝えると、女性店員からは「今日はおたけさんは来ていません」と告げられたが、店の奥の厨房(ちゅうぼう)では、おたけの母の姿があった。閉店間際の客が少なくなった時間帯を見計らって声をかけてみると、食器の洗い物をしながら「何でしょう、私にインタビュー? 斉藤さんのお母さんとは話はしましたよ」と取材に応じてくれた。

「(斉藤メンバーの)お母さんは『ご迷惑かけました』と謝られていました。慎二さんは(騒動後は)憔悴して、引きこもっているそうです。自宅に帰るとマスコミが来るから、別の場所で安静にしているようです。今はまだこの先の芸能活動を考えられる段階ではないと思いますよ。でも大人ですから、いろんなことを考えているでしょう」

 斉藤メンバーは妻の瀬戸サオリ(36)との間に4歳の息子がいる。瀬戸は7日、インスタグラムで「相手の方からも行為があり…一方的な行為ではなかった」とつぶやいたことで批判の声も上がったが、おたけの母はこう話す。

「彼女は誤解されているし、そういう(相手の女性をおとしめるような)タイプの女性ではありません。彼女が弁護士さんから聞いている話と報道が違うから『どうなのかな?』とつぶやいた感じだと思います。被害者もいらっしゃることだし、私が何か言うことでもありません。事実はそのうち明らかになっていくと思います」

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上田耕司

上田耕司

福井県出身。大学を卒業後、ファッション業界で記者デビュー。20代後半から大手出版社の雑誌に転身。学年誌から週刊誌、飲食・旅行に至るまで幅広い分野の編集部を経験。その後、いくつかの出版社勤務を経て、現職。

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