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今日10日の朝にかけては各地で冷えて、今シーズン最も気温が下がった所が多くなりました。午前9時までに最低気温が0℃未満の冬日は、北海道の15地点。3連休にかけて、朝晩と日中との気温差が大きくなりそう。

15地点で冬日 旭川で初霜

今日10日の朝にかけては、放射冷却が強まったことや寒気の影響で、北海道や本州の内陸を中心を中心にグッと冷えました。この秋一番気温が下がった所が多く、最低気温が0℃未満の冬日(富士山を除く)は北海道内の15地点でした。

午前9時までの最低気温は、北海道幌加内町の朱鞠内でマイナス1.6℃と、富士山を除く全国のアメダス地点で最も低い気温となりました。また、幌加内町の幌加内ではマイナス1.5℃、西興部でマイナス0.9℃、士幌町のぬかびら源泉郷でマイナス0.8℃など、11地点で今シーズン初めての冬日となっています。

この冷え込みで、旭川では初霜が観測され、今シーズン全国で初めての初霜となりました。

3連休にかけて 寒暖差大きい

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この先、広い範囲で晴れる14日(月)スポーツの日にかけては、特に朝晩と日中との気温差が大きくなるでしょう。日中は日差しで気温が上がり、関東から西では最高気温が25℃以上の夏日の所が多くなる見込みです。一方、朝晩は内陸を中心に冷えて、明日11日(金)の最低気温は札幌で8℃の予想。仙台は12℃と、今朝より冷えるでしょう。東京都心や名古屋、大阪は16℃前後の日が多く、ジャケットやトレンチコートが必要なくらいになりそうです。

朝晩の冷え込みで、北海道や東北北部では紅葉の色づきが進んでいます。今日10日現在、北海道の黒岳や日勝峠(国道274号線)では見頃、層雲峡紅葉谷や定山渓などでは色づき始めとなっています。tenki.jpの紅葉情報では、紅葉の色づき情報や見頃予想を紹介しています。お出かけ前にチェックしてみてください。