秋篠宮邸の庭にある表町池の周辺で植物の観察をし、高校1年生の時に自ら植えたヒメガマを手に取る秋篠宮家の長男悠仁さま。18歳の成年を迎えるにあたり宮内庁が公表=2024年7月、秋篠宮邸の庭、宮内庁提供
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 秋篠宮家の長男、悠仁さまの来春の進学先をめぐり、さまざまな憶測が飛び交い続けている。そのなかで物議を醸したのが、悠仁さまが東京大に「特別扱い」で入学するとの情報に基づいた、ネット上での反対署名活動だ。憶測と中傷的な内容が含まれていたにもかかわらず、1万筆を超える署名を集めた。悠仁さまについて報道されるたびに、ネットでは多くの批判コメントが寄せられる。この異常な事態は、いつまで続くのか。

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「悠仁様が東大の推薦入試を悪用し、将来の天皇として『特別扱い』で入学されることは、象徴天皇制を根底から揺るがすこととなるため反対します」

 大手のオンライン署名サイトで8月に始まった署名活動は、投稿から1か月ほどで1万2千筆を集め、ネット上で話題になった。

 しかし、署名の趣旨を説明する文章には、真偽不明の情報や個人を中傷する内容が含まれていた。

 サイトの担当者によると、「未成年者の保護」や「プライバシーの侵害」、「虚偽または誤解を招くような情報」の防止を求めるガイドラインに抵触するとして、投稿者に対応を要請。しかし、改善の動きはなかったといい、最終的に署名のページは削除されることになった。
 

気丈に頑張っていらっしゃる

 このオンライン署名サイトは、誰でも無料で署名活動を始められる手軽さもあり、日本国内のものだけでも年間1千件以上の署名が行われている。

 大学の授業料の値上げ反対や自然の保護、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への資金拠出の再開といった社会的な活動を目的としたものが多いが、署名を求める内容について事前の審査などはなく、さらにサイトの運営側も「すべての署名に目を行き届かせるのは非常に困難」としている。

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節目を迎える度に予想されるバッシング