天皇、皇后両陛下と長女愛子さまは9月19日、栃木県那須町の那須御用邸でのご静養を終えて、皇居に戻った。今春から社会人として勤務する愛子さまは、オフィスカジュアルもお召しだが、ご静養中はいつもよりリラックス「オフの日」のメイク。メイクと美容の専門家は「愛子さまは、メイクの流行をよく押さえていらっしゃる」と話す。
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天皇ご一家が、那須塩原駅に到着したお昼すぎ。駅の前には30度を超える蒸し暑さのなか、大勢の人たちがご一家を出迎えようと集まっていた。
そこに姿を見せた愛子さまは、ご一家に向けて手を振ったり、カメラを向けたりする人たちに歩み寄り、ほほ笑みながら話しかけていた。
一人ひとりの話に丁寧に耳を傾け、30分ほどにわたった交流の時間。
「青のストライプのワンピースと、愛子さまの涼しげでスッとした目元が印象的でした」
出迎えに来ていた女性は、愛子さまの様子をうれしそうに振り返る。
思慮深い人柄がにじむ、おだやかだが力のある瞳には、会う人を「ファン」にしてしまう魅力がある。
「社会人になり、どんどんお化粧もうまくなられました。愛子さまのメイクの特徴は、薄づきでありながらトレンドをよく押さえ、同世代に人気のあるテクニックを品よく取り入れていらっしゃることです」
そう話すのは、美容ジャーナリストの夏目円さんだ。
アイメイクのテクニック
トレンドをうまく取り入れる愛子さま。ポイントとなるのがアイメイクのテクニック。
普段の公務では、まつ毛の生え際から奥二重の部分と下まぶたに、白いパールをキラリと忍ばせるのが「愛子さま流」だ。
下まぶたにアイシャドーをのせるのは、愛子さまと同じ世代にとても人気があるメイク方法。愛子さまも、そのトレンドを意識しているのではと、夏目さんは見る。
「愛子さまは涙袋がしっかりあるので、下まぶたのメイクは、とてもお似合い。ご自身でも分析されているように感じます」