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皇室の運航では「お茶会」が
平成の天皇陛下(上皇さま)と美智子さま(上皇后さま)が政府専用機でフィリピンを訪問してから1カ月ほど経った2016年2月24日、機長や客室乗務員、運航計画を立てる職員ら約100人が、皇居での「お茶会」に招かれた。そして両陛下から、ねぎらいの言葉をかけられたという。
平成の時代に皇室に仕えた人物によると、裏方も含めた多くの人たちの力で「訪問」が成り立っていることに感謝を伝えたいとの両陛下のお気持ちだったという。
コロナ禍もあって、令和に入ってからは「お茶会」はないが、「宮内庁を通じて感謝の言葉が伝えられました」(市橋さん)。
政府専用機が飛ぶ機会は、コロナ禍では年数回まで減っていたが、昨年度は14回まで増えた。さらに今後、活躍の機会は広がっていきそうだ。
(AERA dot.編集部・永井貴子)
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