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この先は梅雨前線が本州付近に停滞する日が多く、中国地方から東北も続々と梅雨入りへ。23日(日)にかけては、梅雨入り早々の大雨となるおそれ。これまで以上に蒸し暑い日が増えて、夜間の熱中症にもご注意を。

21日(金)~27日(木) 本州は梅雨入り早々の大雨

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明日21日(金)は梅雨前線が九州に停滞し、低気圧が九州北部から四国の南岸、伊豆諸島付近へと進む予想です。九州北部は、明け方まで非常に激しい雨の降る所があるでしょう。九州南部は、今夜から明日21日(金)午前中にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。四国や伊豆諸島は、局地的に激しい雨が降るでしょう。

22日(土)以降は、西日本や東日本に前線が停滞し、中国地方から東北も続々と梅雨入りとなりそうです。23日(日)は低気圧が本州を通過する予想で、雨だけでなく、風も強まるでしょう。日本海側を中心に警報級の⼤⾬となるおそれがあるため、最新の情報にご注意ください。

沖縄は今日20日(木)、梅雨明けしたとみられると発表がありました。しばらくはジリジリと強い日差しが照りつけ、夏空が続くでしょう。

最高気温は、平年並みか高い日が多くなりそうです。雨の影響で今週末はいったん暑さが収まる所もありますが、蒸し暑い日が増えるでしょう。九州から関東は、曇りや雨でも30℃前後まで上がる日が多く、熱中症にかかるリスクが高まります。これまで以上に、こまめな水分補給やエアコンの使用を心がけてください。

28日(金)~7月3日(水) 7月に入ると熱帯夜が急増

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28日(金)以降も、九州から東北は梅雨前線の影響で、雨が降りやすいでしょう。29日(土)頃は雨の降り方が強まりそうです。梅雨のない北海道も、29日(土)は雨が降るでしょう。予報にはまだ幅があるため、こまめに情報を確認してください。

沖縄は、夏の太平洋高気圧に覆われて、晴れる日が続くでしょう。

最高気温は、全国的に平年より高い日がほとんどです。30日(日)以降は、九州から関東で連日30℃以上の真夏日予想。不快に感じるくらいの蒸し暑さが続くでしょう。夜から朝にかけて、気温が25℃を下回らない熱帯夜の所も増えそうです。夜間の熱中症にもご注意ください。

熱中症予防のポイント

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熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。

① 日頃から体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。

② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。

③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、室温を確認しながら調節するとよいでしょう。特に、換気を行う場合はこまめに再設定してください。もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

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