真剣に世代交代を画策している?(写真:つのだよしお/アフロ)

ケンカを売り続ける動機

 6月7日には自身のYouTubeチャンネルで、突然「パンサー向井っておもろい?」「どの芸人も捨ててきたおもろさ」などと発言し、SNSでは「新たなターゲットを見つけたか」と話題に。さらに6月8日には自身のラジオ番組で、一般人にコンビニで舌打ちされたことをきっかけに口論になったと報告していた。なぜ彼は相手構わず”爆撃”し続けるのか。

「シンプルに言えば、完全に炎上戦略です。『酒のつまみになる話』で宮迫さんをディスったとき、そもそもは『YouTuberなんかおもろいやつはいない』という話から始まりました。『YouTuberより芸人が上』という思いはプロの芸人なら当然持っているわけで、まずはそこで千鳥の共感を得る。そのうえで、宮迫さんを呼び捨てにしながら『今はYouTuberなので、だからおもろない』というアングルを出した。同番組で共演していた蛍原さんもいい気がしなかったはずですが、粗品さんのアングルは確かに正しいから、ガチではキレられない。だから、あの場では彼のロジックが正義となったのです。粗品さんがケンカを売り続ける動機としては、『俺はM-1まで制覇したのに芸人として芯を食ってない』という自覚があるからだと推測しています。つまり、粗品さんは徹底的に怒りのアングルを打ち出すことで、真剣に世代交代をしようと画策しているのです」(放送作家)

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