クロちゃん(右)、父親との貴重な2ショット。連載「最終回」では「父親の死」についても振り返った(写真:本人提供)
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 安田大サーカスのクロちゃんが、気になるトピックについて"真実"のみを語る連載「死ぬ前に話しておきたい恋の話」。今回のテーマは「最終回」。2019年からはじまった同連載も今回で最終回。毎回、さまざまなテーマに対し、ウソ偽りなく語ってきたクロちゃん。仕事についてだけでなく、プライベートなことを吐き出すのは、戸惑ったことが何度もあったという。特に、クロちゃんにとって大きな存在だった「父の死」について、話すべきかどうかとても悩んだという。4年半続いた連載について、今だからこそ明かせるクロちゃんの「本音」とは。

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 2019年11月にスタートした、この連載も今回で最終回を迎える。振り返ると、この4年半は、ボクにとって人生が変わるような濃い出来事がほんとたくさんあったように思う。

 10年ぶりに彼女ができたし、念願だったアイドルグループやアイドルフェスのプロデュースもさせてもらった。初めてキー局での冠番組もはじまって、ボクの半生がドラマ化されたり、書籍の出版もあった。そのほか、15年ぶりの引っ越し、オシャレへの目覚め、抱かれたくない有名人ぶっちぎり1位、お風呂の湯を10日替えなくて批判、土の中に2度も埋められたりなど、ざっとあげただけでもこんなにある。そういえばコロナ禍では、コロナにも感染し、生死の世界をさまよった。この連載でも、コロナの恐ろしさ、つらさについて伝えた。あの時は、みんなからたくさんのやさしいコメントが寄せられてありがたかったしん。

 ぶっちゃけると、初めてこの連載の依頼が来た時、ボクは「AERA dot.」というニュースサイトも「AERA」という雑誌も知らなかった。だから、マネージャーから、この連載について聞かされた時は「ア、エ、ラ…? なにそれ?」みたいな反応だったと思う(笑)。よくよく聞いてみると、ボクのキャラクターのカラーとはまったく異なるメディアだったから依頼がきたのはすごく不思議だったね。

 芸人仲間や友達から「最近はどんな仕事をやっているの?」と聞かれるたびに、「今はAERA dot.で連載している」と答えると100%の確率でウケた(笑)。きっと、ギャップがすごいんだろうね。「AERAってあのAERA!? なんで? 全然クロちゃんに合ってない」などと言われることもけっこうあった。だから、もう途中からはボクも開き直って、連載を「100%ウケる鉄板ギャグ」のように会話で使っていた。つまり、「AERA dot.」や「AERA」は、ボクにとっては大切なギャグの一つだった(笑)。

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クロちゃん

クロちゃん

クロちゃん/1976年12月10日生まれ。広島県出身。2001年4月に団長安田、HIROと「安田大サーカス」を結成。スキンヘッド、強面には似合わないソプラノボイスが特徴。『水曜日のダウンタウン』(TBS系)でみせたモンスターキャラで再び注目を集める。その他、『レンタルクロちゃん』(中国放送)、『アッパレやってまーす!月曜日』(MBSラジオ)、『クロちゃんとクルーちゃん』(ABEMA)、『クロちゃんねる』(YouTube)などに出演中

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