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この先一か月の関西は、平年に比べて曇りや雨の日が多いでしょう。今年の梅雨入りは平年(6月6日ごろ)より遅くなる見通しですが、梅雨入りまでの晴れの日が少なくなりそうです。梅雨支度は計画的に進めましょう。気温は平年より高く、蒸し暑い日が増える見込みです。

1~2週目(5月18日~31日) 梅雨の走り 平年より晴れの日が少ない

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今日16日、大阪管区気象台から1か月予報が発表されました。
関西では、5月18日(土)から31日(金)にかけて、前線や湿った空気の影響を受けやすく、平年に比べて曇りや雨の日が多く、晴れる日は少ない見込みです。
曇りや雨の日が長く続くことはまだないものの、晴れた日の日差しが貴重なものになるでしょう。また、暖かい空気が流れ込みやすく、気温は平年よりかなり高くなる見込みです。これまでは、雨が降ると気温が上がらずヒンヤリしましたが、これからは、雨の日も気温が高く、蒸し暑くなるでしょう。熱中症など体調の管理に注意が必要です。湿気が多くなるため、食品の管理にもお気をつけください。

3~4週目(6月1日~14日) 徐々に曇りや雨の日が多くなる 梅雨入りは6月中旬か

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6月1日(土)から14日(金)にかけては、平年と同じように曇りや雨の日が多くなるでしょう。
6月の第一週は前線が南へ離れ、晴れる日がありそうですが、第二週にさしかかると前線が西日本付近まで次第に北上し、曇りや雨の日が続く見込みです。このタイミングで近畿地方は梅雨入りとなる可能性があります。
今日16日、日本気象協会より発表した最新の梅雨入り予想では、近畿地方の梅雨入りは6月中旬となる見通しです。平年(6月6日ごろ)に比べると遅くなりますが、今年は梅雨入り前の晴れの日が少なくなりそうですから、梅雨支度は計画的に進めるといいでしょう。
晴れた日には、家中の窓を開けて空気を入れ替えておくのもおすすめです。また、梅雨の後半、7月になると大阪などでは熱帯夜の日が増えてきます。今のうちに夏物のシーツやソファカバーなど大きなものを洗濯して準備しておくのもよさそうです。

大雨への備え

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この先1か月は、太平洋側で降水量が平年並みか平年より多くなる見込みです。
これから梅雨に向けて、一度に降る雨の量も多くなる時期です。大雨の備えをしておきましょう。
大雨が予想される時、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。

① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。

② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。

③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

いずれも、大雨になる前のなるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。