Aぇ! group(撮影/蜷川実花 hair & make up suzawa・森田 雛(JOUER) styling 寒河江 健 costume th products/TARO HORIUCHI Inc.)

 5月15日、CDデビューを迎えたAぇ! group。結成から5年。何度転んでも立ち上がっては走り、そのたびに強くなってきた5人が見せる「新しい未来」とは。AERA 2024年5月13日号より。

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 2019年2月に結成されたAぇ! groupがデビュー決定を聞かされたのは、昨年の夏。5人は静かに涙を流したという。

末澤誠也:やっとか、と思いましたね。長かったです。

佐野晶哉:昨年の春頃、デビューに向けて、みたいなインタビューが多くなって。もしかしたらそろそろ掴めんのかなって思ったタイミングを逃していた時期で。この先どうなっていくのかいちばんわからない時期でもあったから、不安はみんなそれぞれあったので、安心、って気持ちでしたね。よかった、って。

正門良規:うん、よっしゃー!って感じやなかったな。よかった、でした。

 それから半年余り。今年3月16日に5万人のファンを前にようやくデビューを告げることができたときは、「やっと発表できた! 現実や!」(小島健)、「公の場で言ったった!」(草間リチャード敬太)という気持ちだった。全員が一度は辞めることを考えたという5人。「辞めなくてよかったです。メンバーの顔と、見える景色がどんどんでかくなってるのを体験したら、こんな幸せがあるんやな、って」(佐野)

「Aぇらしい」方向性とは?

 デビュー曲「《A》BEGINNING」は、「Aぇっぽい」「泥臭い」と草間が語ったロックチューン。「PRIDE」等と同じ作詞・川島亮祐、作曲・サクマリョウのコンビが手掛け、「Aぇ! groupをわかっていないと書けない」とファンの間でも話題になっている。

佐野:「PRIDE」チームもやし、Aぇのここ5年間の音楽のこと全部してくれてる人も、詞とか曲の構成とかいろんな部分で参加してくれている曲だから、歌詞の解像度とか曲の強さは、さすがやなって感じがします。

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