沢村一樹

沢村一樹

 そして、産婦人科の医師役を演じたのが沢村一樹。その後、スーパードクター役を演じた主演ドラマ「DOCTORS~最強の名医~」(テレビ朝日系、11年)が人気を集め、シリーズ化。NHKのコントバラエティー「サラリーマンNEO」で、07年から演じたセクスィー部長も評判を呼び、下ネタ好きということも相まって“エロ男爵”としてもブレークした。直近では、4月から放送されているドラマ「ミス・ターゲット」(テレビ朝日系)に、キーパーソン役で出演中。また、00年に結婚して3児が誕生し現在、長男がモデル、次男が俳優として活動している。

 そんな、今思えばその後に主役級として息の長い活躍を見せる俳優が4人も出演していた本作だが、脇を固める女優も個性的だ。

石田ゆり子

石田ゆり子

 広末演じるヒロインの姉役で出演していたのが石田ゆり子。当時は手堅い脇役という印象だったが、16年に放送され大ヒットしたドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)で演じた、独身バリキャリながらかわいらしい伯母役で視聴者を魅了。変わらぬ美貌も注目され“奇跡の40代”と大ブレークし、ますますドラマに欠かせない存在になった。現在放送中のNHK連続テレビ小説「虎に翼」で朝ドラ初出演を果たし、ヒロインの母親役を好演中だ。また、愛犬、愛と暮らす動物好きとしても知られる石田。21年には、インスタグラムに投稿してきた愛猫との日常を全3巻にわたりまとめた書籍『ハニオ日記』(扶桑社)を発売し、ベストセラーとなった。

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