寺田心(写真:Pasya/アフロ)

 大型連休後半の5月5日は「こどもの日」。かつて、最強子役と呼ばれた一人、寺田心の過去の記事を紹介します。見逃していた記事も「こんなことがあった」という話題も、ぜひご覧ください(この記事は「AERA dot.」で2023年8月28日に配信した内容の再配信です。肩書や情報などは当時のもの)。

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 8月10日に放送されたNHK連続テレビ小説「らんまん」に登場し、朝ドラ初出演を果たした俳優の寺田心(15)。高知の遍路宿の息子で、神木隆之介演じる主人公の植物学者が植物採集をする中で出会う少年という役どころだったが、SNS上では「いい感じの俳優さんが出てると思って調べたら寺田心くんで驚いた」「ほんとにかっこよく成長した」など、子役時代からの成長ぶりに好評の声が集まった。

 一方、12月公開予定のアニメーション映画「屋根裏のラジャー」では、声優にも初挑戦。ある少女以外からは誰にも見えない主人公の少年・ラジャーの声優を担当するが、8月21日に行われた製作報告会見では「収録が終わるころには声が変わっていました」と明かしていた。

 寺田といえば、2015年に“バイキン親子”の子ども役で出演した「TOTOネオレスト」のCMでブレーク。8歳のときにはNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017年放送)で、井伊家の嫡男・直政の子ども時代・虎松役を好演し注目を集めるなど、人気子役として活躍。一方、幼いころはできすぎたコメントや妙な礼儀正しさなど、子どもなのに大人びた態度に違和感を覚え、ちょっと“苦手”と感じた人もいるだろう。だが、現在は15歳となり、すっかり好青年に成長したようだ。

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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