ザ・ウィークエンド、ガザに1,800万個のパンを提供するために約3億円を寄付

 ザ・ウィークエンドが、自身のXO人道基金を通じて、ガザにおける国連世界食糧計画(WFP)の人道支援活動にさらに200万ドル(約3.1億円)を寄付することを約束した。

 現地時間2024年4月29日に発表された声明によると、現在は本名のエイベル・テスファイとして活動するザ・ウィークエンドからの寄付金は、1,500トン以上の強化小麦粉のために使われ、これによって15万7000人以上のパレスチナ人を1か月間養うための1,800万個以上のパンを作ることが可能になる。

 WFPの親善大使であるテスファイは、2023年12月にWFPのガザ対策に400万食分の緊急食に相当する250万ドル(約3.9億円)を寄付していた。声明によると、これにより2週間にわたって17万3,000人以上のパレスチナ人に820トンの食料が提供された。

 ザ・ウィークエンドは同時に、WFPのガザでの活動への寄付をファンに呼びかけている。ハマスが1,200人以上のイスラエル人を殺害し、250人以上の男性、女性、子供、高齢者を人質に取ったことへの報復としてイスラエル軍による軍事作戦が始まってから半年が経ち、専門家によるとガザでは100万人以上の避難民が深刻な食糧不足に直面している。

 米国WFPのバロン・シーガー会長兼CEOは声明で、「WFPがガザにおける飢餓危機へ緊急に取り組む中、エイベルの継続的な支援に大変感謝しています」と述べ、「飢餓は人間が作り出した問題であり、従って解決可能です。世界には、すべての人口を養うのに十分な食料があります。必要なのは、それを実現するための資金と安全な方法だけです。エイベルの選択のおかげで、家族や子供たちが切実に必要としている食料を受け取ることができます」と説明した。

 現在までに、エイベルとそのパートナー、そしてファンたちは基金のために650万ドル(約10.2億円)以上を集めており、そのうち450万ドル(7.1億円)がガザ救済に充てられてきた。

 イスラエルの砲撃が7か月目に入る中、WFPのジュネーブ事務所長が「人々は最も基本的な食糧さえ得ることができていません。動物の飼料を食べたり、物乞いをしたり、持ち物を売って食料を買ったりと、あらゆる対処法を使い果たした状態です。ほぼ貧窮し、明らかに飢えで亡くなりそうな人もいます」と述べたことを先週国連が報じた。

 専門家によれば、ガザは飢饉に近づいており、2歳未満の子どもの30%が急性栄養失調または衰弱状態にあると推定され、北部では人口の70%が“壊滅的な”飢餓に直面しているという。