現地時間2024年4月21日、キッド・カディが、【コーチェラ・フェスティバル】最終日に<Sahara>のステージに立った。2019年以来の出演に超テンションが上がっていた彼だが、その喜びも束の間、ライブ中にファンのもとへ向かおうとステージから飛び降りた際に足を大怪我してしまったそうだ。
「Memories」を披露している最中に怪我をし、ステージから運ばれていったキッド・カディは、「やあ、みんな。今日ライブで足を骨折してしまった[おでこを叩く絵文字]今病院をでるところ」と日曜日の24時を過ぎた後に投稿。「今まで骨折したことがなかったから、なかなかクレイジーだよ。心配してくれて、お見舞いの言葉をかけてくれてありがとう!!みんな愛してる。俺がステージを降りても、みんながまだ盛り上がってたって聞いて嬉しかったよ」と報告した。
このアクシデントを捉えた映像には、キッド・カディがステージの段差をそっと越えて、フォトピットに向かって飛び降りる姿が映っており、着地に失敗すると地面に崩れ落ち、横たわりながら痛そうな表情を浮かべている。
キッド・カディは、米カリフォルニア州インディオで開催されたフェスティバルのウィークエンド2のラインアップにサプライズで追加された。セットリストによると、彼は「MOON MAN SHIT」と「BLUE SKY」の2曲の新曲を初パーフォーマンスし、他にも「Tequila Shots」「Sad People」「Up Up & Away」「Superboy」「Electrowavebaby 2.0」などを披露したが、デヴィッド・ゲッタの「Memories」のリミックスのカバーをしている際に負傷し、セットが終了した。
記事掲載時には、彼の怪我の程度は不明だが、幸いにも今後予定されている【インセイノ・ワールド・ツアー】のキックオフまで、十分な治療と休養の時間がある。彼が、プシャ・T、アースギャング、ジェイデン・スミス、チェルシー・パステル、シエナ・ベラらを迎えて行う43公演に及ぶツアーは、現地時間6月28日に米テキサス州オースティンのムーディー・センターでキックオフする。