メイン画像
この記事の写真をすべて見る

今日14日(日)は、日中は晴れて暑いくらいの所もあり、花粉が大量飛散する所が多いでしょう。四国から東北の太平洋側を中心に「非常に多い」か「多い」予想です。この先の花粉飛散予測を見ると東京でも終わりも見えてきました。

今日もお出かけの際は対策必須

画像A
画像B

今日14日(日)は、日本を広く覆う高気圧の影響で、北海道から九州で晴れるでしょう。季節外れの暑さも続き、最高気温は多くの所で25℃前後まで上がり、九州では30℃に迫る所もありそうです。

そのため、花粉も飛びやすく、四国から東北の太平洋側を中心に、「非常に多い」か「多い」予想です。お花見など外に出られる方も多くいるとは思いますが、万全な対策が必須となるでしょう。九州や中国地方、北陸の一部などは「やや多い」や「少ない」予想ですが、油断は禁物です。「少ない」でもわずかながら飛んでいますので、敏感な方は対策はした方がよいでしょう。

上の図は、今日14日(日)午後6時のヒノキ花粉とスギ花粉の飛散予測になります。スギ花粉は四国から東北かけて飛ぶものの、飛散量としては比較的少ない予想となっています。ヒノキ花粉は九州から東北南部を中心に飛散し、四国から東海では飛散量の多いことを示す濃い色も見えます。

東京でも今週は減少傾向へ

画像C

今週も花粉対策は必要な所はありますが、東京などゴールが見えてきた所も多くなってきました。

名古屋は「非常に多い」や「多い」が続き、万全の対策がまだまだ必要となるでしょう。東京や大阪、広島、高知、福岡では、雨上がりの翌日など特に花粉が飛びやすい条件の日などは「多い」予想もありますが、「やや多い」か「少ない」予想です。長く辛い花粉シーズンも、終わりも見えてきた形になります。仙台も16日(火)以降は「やや多い」が続くでしょう。ただ東北では「非常に多い」所もありますのでご注意ください。

花粉が飛びやすい条件

画像D

花粉が飛びやすい条件には、大きく3つあります。

① 「晴れて気温が高い日」
スギの雄花は気温が上がると花が開きやすくなります。さらに、晴れて気温が高い日は、上昇気流が発生しやすく、花粉が舞い上がりやすくなります。

② 「空気が乾燥して風が強い日」
湿度が高いと、花粉が湿気を吸って重くなるため、遠くまで飛びにくくなります。一方、空気が乾燥して風が強い日は、都市部から離れた森林からも花粉が飛んできやすくなるため、いっそう注意が必要です。

③ 「雨の翌日以降や気温の高い日が2~3日続いた後」
雨の翌日以降は、雨の日に飛散しなかった分と、その日に飛散する分が重なって、より多くの花粉が飛びやすくなります。さらに、雨で地面に落ちた花粉が舞い上がることもあり、いっそう飛散量が多くなるといわれます。また、気温の高い日が2~3日続いた後も花粉がより多く飛びやすくなります。

花粉症の方は、毎日の天気予報をチェックして、花粉に備えてください。