ミーガン・ザ・スタリオン、銃撃事件後の“暗い時期”を振り返る「ステージに上がる前に泣いていた」

 ミーガン・ザ・スタリオンは、今年後半のアルバム・リリースに向け、自身の次の時代を“再生”と表現している。このアルバムは、昨年トリー・レーンズが彼女に対する発砲事件で判決を言い渡されて以来初の作品となり、人生のトラウマとなった章に幕を閉じ、自分自身をさらに強く立て直そうとしている。

 現地時間2024年4月10日に公開された米ウィメンズ・ヘルスの最新号で表紙を飾ったミーガンは、そのカバー・ストーリーで、心に大きな負担となった2020年の銃撃事件後の“暗い時期”を振り返っている。彼女は、「多くの人が長い間私を人間扱いしてくれませんでした。私が楽しくてハッピーなパーティー・ガールであることにみんなが慣れていたように感じます。私は人々が私を持ち上げたり、切り捨てたり、私への期待に戸惑うのを見ていました。黒人女性として、より黒い黒人女性として、私はパンチされても殴られても鞭打たれてもそれを受け止め、優雅に対処することを期待されているようにも感じます。でも、私は人間なんです」と話している。

 ミーガンの治癒プロセスが始まったのは、セラピーを始めてからだった。今では週に4~5回、ジムやピラティス、ビーチ・トレーニングなどを含む運動療法で体を鍛えている。「ステージに上がる前は、(パフォーマンスを)したくなくて、でもファンを困らせたくなかったから、半分くらいは泣いていました」と彼女は明かし、「布団から出たくありませんでした。部屋にこもっていました。電気はつけませんでした。遮光カーテンをしていました。太陽を見たくありませんでした。自分らしくないことはわかっていました。自分がうつ病だと認めるまでに時間がかかりました。でも、セラピストと話すようになってからは、自分に正直になれました」と語っている。

 2020年7月、米ハリウッド・ヒルズで行われたプール・パーティーの後、口論になったミーガンの足を撃ったこの事件で、トリー・レーンズは最終的に3件の重罪で10年の実刑判決を受けた。検察によると、ミーガンがリアリティ・スターのカイリー・ジェンナーの家で行われたパーティーの後に、トリーとの口論中に車から降りて歩き始めたところ、彼は「Dance b***h!(踊れクソアマ)」と叫び、半自動式拳銃を発砲したという。

 29歳の彼女は昨年、蛇をテーマにした一連のシングルで新時代の幕を開けた。辛辣な新曲「Hiss」は、トリー、ニッキー・ミナージュ、ドレイクらを狙い撃ちしたもので、今年2月の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で1位を獲得した。

 「再生についてのこのアルバムを作る気になったのは、肉体的にも精神的にも新しい人間になりつつあると感じているからです」と彼女は付け加えた。ミーガンのニュー・アルバムの発売日はまだ決まっていない。前作『トラウマジン』は2022年8月にリリースされ、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で初登場4位を記録した。