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関東は上空に季節先取りの暖気が流れ込み、週末を中心に気温が上昇。最高気温25℃以上の夏日の所が多くなり、数日間は汗ばむ陽気が続く予想。まだ暑さに慣れない時期なので、体調管理にご注意を。

週末を中心に夏日続出

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今日11日(木)も、関東は日差しが届いて、この時期らしい陽気でした。明日12日(金)から週明けにかけては、気温が日ごとに上がるでしょう。原因は、暖かい空気の流れ込み。上空1500メートル付近で9℃以上と、平年を大幅に上回る暖気が北日本まで流れ込む予想です。これに日差しが加わり、日中は気温がグンと上がるでしょう。

東京都心の最高気温の変化を見ると、13日(土)は25℃、14日(日)は26℃、15日(月)は27℃の予想です。3日連続で、最高気温25℃以上の夏日になるかもしれません。気温が上がりやすい内陸部では、最高気温が30℃に迫る所もありそうです。6月中旬から7月上旬並みの暑さの所が多くなるでしょう。

まだ体が暑さに慣れていない時期です。屋外でのレジャーやスポーツなどは、無理をせず、こまめに水分や休憩をとるよう心がけましょう。

来週半ば 広範囲で雨

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この先1週間、雨が降るタイミングは2回。明日12日(金)は、関東の南を低気圧が進むため、昼頃にかけて千葉県を中心に雨の降る所があるでしょう。長い時間、降る雨ではないですが、傘があると安心です。

その後、16日(火)は天気下り坂となり、季節外れの暑さはいくぶん収まるでしょう。17日(水)にかけて本州付近を低気圧や前線が通過するため、雨が降りそうです。17日(水)は一時的に雨の降り方が強まり、沿岸部ほど南よりの風が強く吹くでしょう。

暑くなる前から始めよう 熱中症予防

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熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。

① 暑くなり始めの頃から、暑さに備えて体づくりを行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体を暑さに慣れさせてください。

② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。

③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのがオススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。

もし、少しでも体調が悪いと感じたら無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。