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今朝(9日)は低気圧の東進に伴い、発達した雨雲が東海や関東、北陸にかかっています。神奈川県箱根町では1時間に30.0ミリの激しい雨を観測。土砂災害や低い土地の浸水などに注意、警戒を。

東海や関東・北陸で雨脚強まる

今日9日は、本州の南岸にのびる前線上を、低気圧が東へ進んでます。発達した雨雲は、低気圧や前線周辺の東海や関東だけでなく、北陸などにもかかっています。

1時間降水量は、高知県室戸岬で34.5ミリ(午前3時48分まで)と、激しい雨が降りました。四国や近畿は雨雲が抜けつつありますが、東海は大雨のピークとなっています。

また、関東や北陸でも雨脚が強まっていて、神奈川県箱根町では1時間に30.0ミリ(午前7時20分まで)と激しい雨。午前8時の雨雲レーダーでは、長野県と富山県の一部で1時間に30ミリ以上の激しい雨が降っているとみられます。

午前8時現在、石川県の加賀地方、富山県には大雨警報が発表されています。

昼過ぎまで 局地的に激しい雨

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今日9日は、東海の大雨のピークはあと1~2時時間ですが、関東や東北南部は昼過ぎまで激しい雨の降る所がありそうです。

北陸は夕方にかけて、断続的に雨の降り方が強まるでしょう。令和6年能登半島地震の影響により地盤の緩んでいる所では、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まり、大雨警報を発表する可能性があります。

雨雲レーダーなど、最新の情報を確認し、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に注意・警戒してください。