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関東は、日差しのでている所もありますが、油断はできません。すでに局地的に雨雲が発達していて、1日月曜の午後は、突然、雷雲が発達するおそれもあります。空模様の急な変化に、ご注意下さい。

関東 すでに雨雲発達中

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4月が始まり、2024年の新年度もスタートしました。関東では、朝は、北部や内陸部を中心に、日差しが出ましたが、「穏やかな年度初め」とはいかないようです。

日中は気温が上昇する一方で、上空には寒気が流れ込むため、大気の状態が「非常に不安定」になるでしょう。

雨雲レーダーを見ますと、午前10時45分現在、すでに神奈川県の一部で、雨雲が発達してきました。この後、午後9時頃にかけて、あちらこちらで雨雲や雷雲が発達しそうです。

晴れ間がでていても、急に天気が変わる可能性があります。また、帰宅時間帯に、ゲリラ豪雨とも呼ばれる「局地的な大雨」になるおそれもあります。落雷や竜巻などの突風、急な強い雨に注意が必要です。

ゲリラ豪雨の前兆

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ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の、前兆となる現象は、大きく3つ挙げられます。

① 「真っ黒な雲が近づいてきた」
ゲリラ豪雨をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。

② 「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。

③ 「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。

このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、ゲリラ豪雨の可能性がありますので、ご注意ください。