中国地方は、今週末から最高気温は20℃前後になり、朝晩と昼間の寒暖差が大きくなる見込みです。また、桜の開花とともに、ヒノキ花粉の飛散が急激に増えるおそれがあります。加えて、29日(金)ごろは黄砂の飛来が予想されています。アレルギー症状の悪化や呼吸器や循環器にかかわる疾患の症状の悪化が懸念されます。外出時は身体に取り込まないようにするなど、対策を行ってください。
来週は夏日の所も 桜は一気に見頃に ヒノキ花粉急増に注意を
今週は、明後日28日(木)の午後から29日(金)の朝にかけて、中国地方は広く雨が降る見込みです。その後は来週のはじめにかけて、晴れる日が多いでしょう。
日中の最高気温は、今週末から20℃前後となり、来週のはじめは夏日になるような所もある見込みです。暖かさで桜が見頃を迎える所が多くなりますが、ヒノキ花粉の飛ぶ量も急激に増える恐れがあります。対策を万全にしておいてください。
また、晴れて放射冷却が効くため、朝は内陸部を中心に冷え込むでしょう。朝と昼間の気温差が20℃くらいと、一日の寒暖差が大きくなるため、服装選びにもご注意ください。
29日(金)は黄砂飛来か
29日(金)は広い範囲に黄砂が飛来する見込みです。中国地方は、日中は天気が回復し晴れますが、黄砂が飛来する可能性があるため、洗濯物などを外干しした際は、よく払ってから取り込んでください。
なお、黄砂が飛ぶと、花粉症などのアレルギー症状がより重く出たり、呼吸器や循環器疾患をお持ちの方は症状が悪化する可能性があります。外出時はマスクを着用して身体に取り込まなようにするなど、対策をなさってください。
お花見日和 紫外線 寒暖差 花粉に注意を
来週中ごろは気圧の谷や湿った空気の影響で雨が降るでしょう。その後、再来週の初めにかけて晴れる所が多い見込みです。
日中の最高気温は20℃前後の日が多く、過ごしやすいでしょう。お花見日和となりそうです。
お花見の際、昼間はすでに紫外線が強くなってきていますので、紫外線対策を万全にしてください。また、昼間と夜との気温差が20度近くになる日もありますので、夜桜見物には防寒対策を万全にしてお出かけください。