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今日23日(土)、全国のトップを切って高知で桜(ソメイヨシノ)が開花しました。平年(3月22日)より1日遅く、昨年(3月17日)より6日遅い開花です。2024年の桜前線(ソメイヨシノ)は、高知からスタートです。

高知で桜開花 昨年より6日遅い

今日23日(土)、高知で桜(ソメイヨシノ)が開花しました。平年(3月22日)より1日遅く、昨年(3月17日)より6日遅い開花です。気象庁がソメイヨシノの開花を観測している標本木の中では、全国でトップの開花です。

今日の高知は雲が広がり、時折、冷たい雨が降っている中、春の便りが届きました。

26日(火)頃にかけても雨が降りやすいでしょう。この雨は桜にとっては恵みの雨となり、気温も高いため、桜がさらに咲き進む見込みです。

桜の開花日・満開日 基準は?

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桜の開花日とは、標本木で5~6輪以上の花が咲いた状態となった最初の日です。なお、胴咲き(枝ではなく幹や根から咲く)による開花は、通常の開花とは異なるプロセスによると考えらえることから、5~6輪に含まれません。

桜の満開日とは、標本木で80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日をいいます。(同時に咲いている状態である必要はありません。)

観測の対象は多くの地域でソメイヨシノです。ただ、ソメイヨシノが生育できない地域である沖縄県から名瀬にかけてはヒカンザクラ、北海道地方の一部ではエゾヤマザクラが観測されています。

来週にかけて続々開花か

来週にかけては、九州から関東のあちらこちらから桜開花の便りが届きそうです。
桜の開花情報はtenki.jpで確認できます。開花から1週間から10日程度で満開を迎えるとみられ、来週末にはお花見を楽しめる所があるでしょう。