クエイヴォ、米アトランタで銃暴力防止に向けて計10万ドルを授与するプログラムを立ち上げ

 クエイヴォが、ザ・ロケット・ファウンデーションを通じて地元の米アトランタのコミュニティに恩返しをしようとしている。彼は現地時間3月20日にスパーク・グラント・イニシアチブの立ち上げ、アトランタ周辺での銃暴力を最小限に抑え、意識を広めるために、10の異なる団体に1万ドル(約150万円)ずつを授与するとを発表した。

 この助成金は、全米銃暴力意識月間中の6月18日に受給団体に手渡される。同日は、クエイヴォの甥でミーゴスのメンバーの故テイクオフの誕生日でもある。

 テイクオフ(本名:カースニック・カリ・ボール)は、2022年11月1日の早朝にクエイヴォと共に米ヒューストンのダウンタウンにある810 Billiards&Bowlingで行われたプライベート・パーティに出席していた際に銃撃され亡くなった。享年28歳だった。

 昨年、クエイヴォは米ワシントンD.C.でカマラ・ハリス副大統領と面会し、銃による暴力と、路上での武器の量を減らすために何ができるかを話し合った。その24時間後、ホワイトハウスは銃暴力防止局の取り組みを発表した。

 「私は、テイクと銃暴力によって影響を受けた無数の家族を称えるために、この助成金プログラムを立ち上げることを光栄に思います。ザ・ロケット・ファウンデーションは、アトランタでの地域暴力を減らすことに専念している地元団体に総額10万ドル(約1,500万円)のスパーク助成金を授与します」とクエイヴォは声明で述べた。

 「今、アトランタでは多くの重要な活動が行われており、我々の使命のひとつは、これらの団体をを向上させ、より多くの命を救うために支援することです」と彼は続けた。

 非営利団体からの申請締め切りは4月21日で、その後6月18日に総額10万ドルが授与される。10番目の受賞者は、一般の投票によって選ばれ、投票はザ・ロケット・ファウンデーションのウェブサイトで行われる。

 捜査当局によれば、数十人が参加したアフター・パーティーの最中に銃声が鳴り響き、テイクオフはその場で死亡が確認された。米ハリス郡検視官事務所の発表によると、テイクオフは“頭部と胴体から腕にかけての貫通銃創”を受けたという。

 テイクオフが殺害されるわずか一か月前に、彼はクエイヴォと“アンク・アンド・フュー”を結成し、アルバム『オンリー・ビルト・フォー・インフィニティー・リンクス』をリリースした。同作は米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で7位にデビューした。